Kerberos 認証がサーバープラットフォームで利用できます。テスト済みの Kerberos クライアントのリストについては、 http://www.ianywhere.jp/tech/1061806-os_components.html を参照してください。
サポートされている Kerberos クライアントが使用する keytab ファイルと GSS-API ファイルのデフォルトの名前とロケーションのリストを次の表に示します。
SSPI は、SQL Anywhere クライアントのみが Kerberos 接続パラメーターで使用できます。SQL Anywhere データベースサーバーは SSPI を使用できません。サポートされる SSPI 以外の Kerberos クライアントを使用する必要があります。
Kerberos クライアント | デフォルト keytab ファイル | GSS-API ライブラリファイル名 | 説明 |
---|---|---|---|
Windows MIT Kerberos クライアント | C:\WINDOWS\krb5kt | gssapi32.dll または gssapi64.dll | KRB5_KTNAME 環境変数を設定してからデータベースサーバーを起動することで、別の keytab ファイルを指定できます。 |
Windows CyberSafe Kerberos クライアント | C:\Program Files\CyberSafe\v5srvtab | gssapi32.dll または gssapi64.dll | CSFC5KTNAME 環境変数を設定してからデータベースサーバーを起動することで、別の keytab ファイルを指定できます。 |
UNIX MIT Kerberos クライアント | /etc/krb5.keytab | libgssapi_krb5.so 1 | KRB5_KTNAME 環境変数を設定してからデータベースサーバーを起動することで、別の keytab ファイルを指定できます。 |
UNIX CyberSafe Kerberos クライアント | /krb5/v5srvtab | libgss.so 1 | CSFC5KTNAME 環境変数を設定してからデータベースサーバーを起動することで、別の keytab ファイルを指定できます。 |
UNIX Heimdal Kerberos クライアント | /etc/krb5.keytab | libgssapi.so.1 1 |
1 ファイル名はオペレーティングシステムと Kerberos クライアントバージョンによって異なります。
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