Kerberos 認証を有効にしようとしたり、使おうとしたりしたときに予期しないエラーが発生した場合は、データベースサーバーとクライアントで追加の診断メッセージを有効にすることをおすすめします。
データベースサーバーの起動時に -z オプションを指定します。または、すでに実行中のサーバーのデータベースサーバーメッセージログに追加の診断メッセージを表示するには CALL sa_server_option( 'DebuggingInformation', 'ON' )
を使用します。LogFile 接続パラメーターを使用すると、指定したファイルにクライアント診断メッセージが書き込まれます。 -z dbeng12/dbsrv12 サーバーオプションを参照してください。
LogFile 接続パラメーターを使用する代わりに、-z パラメーターを使用して Ping ユーティリティ (dbping) を実行することができます。-z パラメーターにより診断メッセージが表示され、接続の問題の原因を特定するのに役立ちます。Ping ユーティリティ (dbping)を参照してください。
現象 | 一般的な解決策 |
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「Kerberos GSS-API ライブラリをロードできません。」メッセージ |
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「サーバー名 "server-name" の Kerberos クレデンシャルを取得できません。」メッセージ |
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「Kerberos ログインが失敗しました。」クライアントエラー |
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クライアントが Kerberos 認証を使用して接続しようとしてエラーが発生した場合について、次の表に示します。
現象 | 一般的な解決策 |
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「Kerberos ログインはサポートされていません。」エラーが発生し、LogFile にメッセージ 「Kerberos GSS-API ライブラリのロードに失敗しました」が出力されている。 |
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「Kerberos ログインはサポートされていません。」エラー |
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「Kerberos ログインが失敗しました。」エラー |
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「ログインモード 'Kerberos' は、login_mode 設定で許可されていません。」エラー |
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"ログイン ID 'client-Kerberos-principal' はどのデータベースユーザー ID にもマップされていません。" |
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