スレッドの動作は、いくつかの要素によって制御されます。これらは、サーバーオプションによって管理されます。すべてのプラットフォームで、これらのオプションのすべてがサポートされるわけではありません。
マルチプログラミングレベル (-gn サーバーオプション) -gn オプションは、データベースサーバーのマルチプログラミングレベルを制御します。この値によって、同時にアクティブにできるタスクの最大数が決定されます。データベース要求ごとに、少なくとも 1 つのタスクが作成されます。クエリ内並列処理が関連する場合は、複数のタスクが作成されることもあります。また、サーバーは、内部的な処理を行うために臨時にタスクをスケジュールすることもあります。サーバー内にあるタスクの数がマルチプログラミングレベルを超えると、未処理のタスクは、現在実行中のタスク (アクティブなタスク) が完了するのを待機します。-gn dbsrv12 サーバーオプションとマルチプログラミングレベルのデータベースサーバー設定を参照してください。
内部実行スレッドあたりのスタックサイズ (-gss サーバーオプション) -gss オプションを使用して、データベースサーバーのワーカーあたりのスタックサイズを設定できます。-gss オプションによって、データベースサーバー内の各ワーカーに必要なアドレス領域を減らすことができます。これは、メモリが限られている環境で役立ちます。-gss dbeng12/dbsrv12 サーバーオプションを参照してください。
プロセッサーの数 (-gt サーバーオプション) -gt オプションは、データベースサーバーが使用するプロセッサーの数を制御します。-gt dbeng12/dbsrv12 サーバーオプションを参照してください。
プロセッサーの同時実行性 (-gtc サーバーオプション) -gtc オプションは、データベースサーバーが使用する論理プロセッサー (コア) の数を指定します。-gtc dbeng12/dbsrv12 サーバーオプションを参照してください。
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