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SQL Anywhere 12.0.1 » SQL Anywhere サーバー データベース管理 » データベースの開始とデータベースへの接続 » SQL Anywhere データベースサーバーの使用 » SQL Anywhere のスレッド化

 

スレッド動作

スレッドの動作は、いくつかの要素によって制御されます。これらは、サーバーオプションによって管理されます。すべてのプラットフォームで、これらのオプションのすべてがサポートされるわけではありません。

  • マルチプログラミングレベル (-gn サーバーオプション)   -gn オプションは、データベースサーバーのマルチプログラミングレベルを制御します。この値によって、同時にアクティブにできるタスクの最大数が決定されます。データベース要求ごとに、少なくとも 1 つのタスクが作成されます。クエリ内並列処理が関連する場合は、複数のタスクが作成されることもあります。また、サーバーは、内部的な処理を行うために臨時にタスクをスケジュールすることもあります。サーバー内にあるタスクの数がマルチプログラミングレベルを超えると、未処理のタスクは、現在実行中のタスク (アクティブなタスク) が完了するのを待機します。-gn dbsrv12 サーバーオプションマルチプログラミングレベルのデータベースサーバー設定を参照してください。

  • 内部実行スレッドあたりのスタックサイズ (-gss サーバーオプション)   -gss オプションを使用して、データベースサーバーのワーカーあたりのスタックサイズを設定できます。-gss オプションによって、データベースサーバー内の各ワーカーに必要なアドレス領域を減らすことができます。これは、メモリが限られている環境で役立ちます。-gss dbeng12/dbsrv12 サーバーオプションを参照してください。

  • プロセッサーの数 (-gt サーバーオプション)   -gt オプションは、データベースサーバーが使用するプロセッサーの数を制御します。-gt dbeng12/dbsrv12 サーバーオプションを参照してください。

  • プロセッサーの同時実行性 (-gtc サーバーオプション)   -gtc オプションは、データベースサーバーが使用する論理プロセッサー (コア) の数を指定します。-gtc dbeng12/dbsrv12 サーバーオプションを参照してください。

 プロセッサーの使用とスレッド処理の例