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SQL Anywhere 12.0.1 » SQL Anywhere サーバー データベース管理 » データベースのメンテナンス » SQL Anywhere の読み込み専用のスケールアウト » 読み込み専用のスケールアウトの設定

 

ルートノードの設定

コピーするデータベースを使用して、読み込み専用スケールアウトシステムのルートノードを作成します。

前提条件

なし

内容と備考

ルートノードを設定する場合、ルートデータベースサーバーをパートナーサーバーとして定義します。また、プライマリサーバーも定義できます。

 ♦ ルートノードの設定
  1. 読み込み専用コピーにするデータベースが稼働しているデータベースサーバーを起動します。データベースサーバーを起動する場合は、-xp on データベースオプションを指定してください。

  2. CREATE MIRROR SERVER 文を使用して、ルートデータベースでスケールアウトオブジェクトを定義します。

    ルートデータベースサーバーに対して、CREATE MIRROR SERVER...AS PARTNER と CREATE MIRROR SERVER...AS PRIMARY の 2 つの定義を作成することをおすすめします。AS PARTNER 句を指定する文でデータベースサーバーに付ける名前は、データベースサーバーの起動コマンドとクライアント接続文字列で使用する名前です。AS PRIMARY 句を指定する文でデータベースサーバーに付ける名前は、スケールアウトシステムに追加するコピーノードのデフォルトの親となるデータベースサーバーの名前です。プライマリサーバーを定義しないと、コピーノードを作成するときに親サーバー名の指定が必要となるため、プライマリサーバーを定義することをおすすめします。

  3. SET MIRROR OPTION 文を使用して、データベースにスケールアウトオプションを設定します。

結果

これで、ルートノードが使用可能になりました。

次の手順

読み込み専用スケールアウトシステムに子ノードを追加するのに使用するルートデータベースのバックアップコピーを作成することができます。

 参照