このレッスンでは、読み込み専用スケールアウトシステムでルートノードである SQL Anywhere データベースを起動し、このデータベースを、SQL Anywhere モニターからモニタリングされるリソースとして追加します。
SQL Anywhere モニターを起動します。
モニター Developer Edition を起動するには、次の手順に従います (Windows の場合)。 [スタート] » [プログラム] » [SQL Anywhere 12] » [管理ツール] » [SQL Anywhere モニター] をクリックします。
モニター Developer Edition を起動するには、次の手順に従います (Linux の場合)。 モニターのインストールディレクトリの bin32 または bin64 ディレクトリから samonitor.sh スクリプトを実行します。
samonitor.sh launch |
SQL Anywhere モニターにログインします。
デフォルトの管理者ユーザーとしてモニターにログインします。 [ユーザー名] フィールドに admin と入力し、[パスワード] フィールドに admin と入力します。
新しいデータベースリソースを追加します。
読み込み専用スケールアウトシステムとその他のデータベースサーバーで、ルートノード用のリソース設定には違いはありません。リソースの設定時や移行時に、モニターはリソースが読み込み専用スケールアウトシステムのルートノードであることを検出します。
左のサイドバーにある [ツール] » [管理] をクリックします。
[リソース] をクリックして、[追加] をクリックします。
[SQL Anywhere サーバー] をクリックして [次へ] をクリックします。
[名前] フィールドに scaleoutdemo と入力し、[次へ] をクリックします。
[ホスト] フィールドに localhost と入力し、[サーバー] フィールドに scaleout_root_demo と入力します。
[作成] をクリックします。
必要な認証情報が要求されたら、[DBA ユーザー ID] フィールドに DBA と入力し、[パスワード] フィールドに sql と入力します。[OK] をクリックします。
データベースをモニタリング対象のリソースとして追加する場合は、データベースの DBA ユーザー ID とパスワードを指定する必要があります。これらのクレデンシャルは次の操作を行う場合に使用されます。
データベースに接続します。
sa_monitor_user という名前の新しいユーザーを作成します。モニターは、sa_monitor_user を使用してデータベースに接続し、モニタリングします。
データベースをモニタリングするために sa_monitor_user が必要とするデータベースオブジェクトをインストールします。インストールされるオブジェクトのリストについては、モニターがインストールしたデータベースオブジェクトのリストを参照してください。
モニターから DBA クレデンシャルを破棄します。sa_monitor_user はモニタリングされるデータベースに追加されるので、そのデータベース外部のどこかに DBA クレデンシャルを格納する必要はありません。
リソースが追加され、モニタリングが自動的に開始されます。
[閉じる] をクリックします。
[閉じる] をクリックします。
[ダッシュボード] » [概要] をクリックします。
[リソースリスト] に scaleoutdemo リソースが表示されます。
[scaleoutdemo] をクリックすると、scaleoutdemo ダッシュボードが開き、収集されたメトリックが表示されます。
scaleoutdemo ダッシュボードの右上端で、[カスタマイズ] » [ウィジェットの追加] » [SQL Anywhere スケールアウトトポロジ] をクリックします。
[次へ] をクリックします。
[このウィジェットの名前を指定してください。] フィールドに scaleoutwidget と入力します。
[どのようなリソースに関心がありますか ?] フィールドで scaleoutdemo を選択します。
[作成] をクリックします。
ダッシュボードに新しいウィジェットが表示されます。
トポロジウィジェットでは、次のカラムとその使用できる値が表示されます。
[サーバー名] スケールアウトシステムのノード名。
[タイプ] サーバーのロール。タイプは、読み込み専用スケールアウトシステムが作成されたときにサーバーが定義された方法によって、[partner - primary] または [コピー] のいずれかになります。
[状態] ノードの接続状況。[接続しました] または [切断しました] のいずれか 1 つになります。
[接続] このノードへの現在の接続数。
[最終更新] サーバーがステータスを最後に更新した時刻。
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