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SQL Anywhere 12.0.1 » SQL Anywhere サーバー データベース管理 » データベースのメンテナンス

 

SQL Anywhere の読み込み専用のスケールアウト

注意

読み込み専用のスケールアウトには別のライセンスが必要です。別途ライセンスが必要なコンポーネントを参照してください。

読み込み専用のスケールアウトは、データベースへの読み込み専用アクセスを必要とするレポートなどの操作の負荷を軽減できる設定です。

スケールアウトツリーは、ルートノードとコピーノードで構成されます。スケールアウトシステムの「ルートノード」には、書き込み可能なデータベースの唯一のコピーがあります。ルートノードには、1 つのデータベースまたはデータベースミラーリングシステムを指定できます。ルートノードの下に、コピーノードの 1 つまたは多数の分岐を指定できます。「コピーノード」は、読み込み専用アクセス用にデータベースのコピーを実行するデータベースサーバーであり、コピーノードに他のコピーノードの親を指定できます。

データベースミラーリングで使用される読み込み専用のスケールアウトアーキテクチャーの図

NodeType 接続パラメーターを使用して Kerberos 認証または統合化ログインを使用する接続をリダイレクトしている場合、スケールアウトツリーのすべてのデータベースサーバーを次のように設定する必要があります。

  • 統合化ログイン   スケールアウトツリーのすべてのデータベースサーバーは、同一の Windows ユーザーグループの一部であるか、同一の Windows ユーザーがアクセスすることを許可するように設定する必要があります。

  • Kerberos 認証   スケールアウトツリーのすべてのデータベースサーバーでは、Kerberos 認証を有効にしておく必要があります。スケールアウトツリーのすべてのサーバーに対する Kerberos サーバープリンシパルは、同一の領域を持つ必要があります。

 スケールアウトの動作
 スケールアウトシステムでのデータベースへの接続

チュートリアル:読み込み専用のスケールアウトシステムの作成とモニタリング
読み込み専用のスケールアウトの設定
子コピーノードを追加する方法
親接続の消失の処理
コピーノードへの接続
読み込み専用スケールアウトシステムからのサーバーの削除
データベースミラーリングシステムの読み込み専用スケールアウトシステム
SQL Anywhere Web サービスの高可用性とスケールアウトソリューション