スペースが含まれた接続文字列 コマンドラインで接続文字列を指定するときに、接続パラメーター値にスペースが含まれている場合は接続文字列全体を二重引用符で囲む必要があります。
ブール値 ブール (true または false) 引数は、true の場合は YES、ON、1、TRUE、Y、T のいずれかであり、false の場合は NO、OFF、0、FALSE、N、F のいずれかです。
大文字と小文字の区別 値に大文字と小文字が区別されるもの (UNIX のファイル名など) が含まれている場合でも、接続パラメーター名は大文字と小文字を区別しません。
文字セット制限 データベースサーバー名 (ServerName 接続パラメーターで指定) は、32 ~ 126 の範囲の ASCII 文字セットで構成してください。この制限は、他の接続パラメーターの値には適用されません。
接続文字列内では 1 つのパラメーターを複数回指定しないでください。パラメーターを複数回指定した場合、結果は保証されず、一貫しなくなる可能性があります。その上、動作はソフトウェアの将来のリリースで変更する可能性があります。
接続文字列のエントリは、左から右に読み込まれます。同じ接続パラメーターが複数回指定された場合は、文字列の最後のパラメーターを適用します。ODBC と OLE DB のクライアントアプリケーション (Sybase Central、Interactive SQL、SQL Anywhere コンソールユーティリティは除く) はこの動作の例外です。これらに対して同じパラメーターが複数回指定された場合は、文字列の最初の値が適用されます。
順番に、インターフェイスライブラリは、次のソースから接続パラメーターを取得します。
接続文字列 パラメーターを接続文字列に明示的に渡すことができます。
SQLCONNECT 環境変数 SQLCONNECT 環境変数に接続文字列を格納できます。
データソース ODBC データソースに接続パラメーターを格納できます。
接続文字列と ODBC データソースがどちらも同じ接続パラメーターを指定する場合、接続文字列の値が使用され、データソースからの値は無視されます。
たとえば、データベースサーバー demo12 がデータベース demo および demo2 を実行中であるとします。次のコマンドは demo データベースのデータソースを作成します。
dbdsn -w demodsn -c "ServerName=demo12;Host=myhost;dbn=demo" -y |
接続文字列 DBN 値 (DBN=demo2) には、データソースの DBN 値よりも高い優先度があります。
dbping -d -c "UID=DBA;PWD=sql;DBN=demo2;DSN=demodsn" |
接続に使用される接続パラメーターは次のとおりです。
UID=DBA;PWD=sql;DBN=demo2;ServerName=demo12;Host=myhost |
接続文字列の解析 接続文字列の解析中に問題が発生した場合、問題の発生源が接続パラメーターであることを示すエラーが生成されます。
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