データベース内の Java で使用しているすべてのクラスと JAR ファイルはデータベース内にインストールすることをおすすめします。クラスと JAR ファイルをデータベース内に保存すると、データベースを簡単に別のコンピューターやオペレーティングシステムに移動できます。また、クラスと
JAR ファイルをデータベース内にインストールすると、データベースサーバーのクラスローダーでクラスとリソースをデータベースからフェッチできるという利点もあります。その結果、データベース内の Java を使用している各接続で、これらのクラスの独自のインスタンスと、クラス内の静的変数の独自のコピーを使用できます。
ただし、クラスまたは JAR ファイルをシステムクラスローダーによってロードする必要がある場合は、java_class_path データベースオプションまたは -cp dbeng12/dbsrv12 サーバーオプションで指定できます。どちらのオプションを指定しても、Java
VM の起動用にデータベースサーバーによって構築されるクラスパスにクラスと JAR ファイルが追加されます。java_class_path データベースオプションは、サーバーが複数のデータベースを実行していて、それぞれのデータベースにシステムクラスローダーによってロードする必要のある異なるセットの
JAR およびディレクトリがあるときに便利です。-cp データベースサーバーオプションは、サーバー上のすべてのデータベースが同一のクラスまたは JAR ファイルを必要とするときに便利です。