Click here to view and discuss this page in DocCommentXchange. In the future, you will be sent there automatically.

SQL Anywhere 12.0.1 » SQL Anywhere サーバー データベース管理 » データベースのメンテナンス » SQL Anywhere の高可用性 » データベースミラーリングシステムの設定

 

初期プライマリサーバー

データベースミラーリングシステムを初めて設定するときに、ステータス情報ファイルがなく、データベースとトランザクションログのコピーが同じである場合、どちらのサーバーでもプライマリとして使用できます。この場合は、サーバー名が比較され、名前の小さい方がプライマリサーバーになります。たとえば、server1 は server2 より小さいと見なされます。

最初に起動するときは、ロールに合意できるように、両方のサーバーが稼働し接続されている必要があります。ステータス情報ファイルに記録されている、以前のステータス情報がないため、監視サーバーの存在だけでは不十分です。

通常の起動では、次の入力によって、どのサーバーがプライマリサーバーになるかが決まります。

  • ステータス情報ファイルの内容

  • 各データベースサーバーのトランザクションログの位置

  • 優先プライマリサーバーの指定

-xp on を指定して起動したデータベースサーバー (たとえば S1) で、ミラーリングが定義されていないデータベースを起動してからミラーリングを定義した場合、S1 がデータベースの初期プライマリサーバーになります。

 参照