Click here to view and discuss this page in DocCommentXchange. In the future, you will be sent there automatically.

SQL Anywhere 12.0.1 » SQL Anywhere サーバー データベース管理 » データベース設定 » ユーザー ID、権限、パーミッション » ログインポリシー

 

読み込み専用データベースでのログインポリシーの管理

データベースを読み込み専用モードで起動すると、既存するそのデータベースの永続的な状態に基づいてログインポリシーが使用されます。割り当てるログインポリシーは、現在のセッションにのみ有効です。

後で読み込み専用モードで起動するデータベースに対してログイン管理が有効な場合、次の制限が適用されます。

  • サーバーによるログイン管理は、起動前のデータベース状態に基づいて行われます。

  • データベースの状態を明示的に変更する文は拒否され、結果はエラーになります。

  • サーバーは、failed_login_attempts や last_login_time などの各ユーザーに関する動的情報を引き続き維持します。ただし、このような情報は一時的なメモリに格納されるため、データベースを停止すると失われます。データベースは、起動前と同じ状態に戻ります。

  • 既存のログイン管理ポリシーによってアカウントがロックされると、ユーザーはログインできません。また、ログイン時にパスワードを変更する通常の方法は使用できなくなります。

  • 高可用性システムでミラーデータベースとして動作しているためにデータベースが読み込み専用になっている場合、プライマリデータベースで実行された文の結果はミラーデータベースに反映されます。また、プライマリサーバーで収集された動的情報はミラーデータベースに送信され、ミラーデータベースのために収集された情報とともに一時メモリにマージされます。

  • 高可用性システムのミラーデータベースまたは読み込み専用のスケールアウトシステムのコピーノードとして動作しているためにデータベースが読み込み専用になっている場合、プライマリデータベースで実行された文の結果は読み込み専用データベースに反映されます。また、プライマリサーバーで収集された動的情報は読み込み専用データベースに送信され、読み込み専用データベースのために収集された情報とともに一時メモリにマージされます。