データソースユーティリティ (dbdsn) は以下の ODBC 接続パラメーターをサポートしています。ブール (true または false) 引数は、true の場合は YES または 1、false の場合は NO または 0 のいずれかです。
名前 | 説明 | ||
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Delphi | Delphi では、1 ローにつき複数のブックマーク値を処理できません。この値を NO に設定すると、各ローに 1 つ (YES の場合は 2 つ) のブックマーク値が割り当てられます。このオプションを YES に設定すると、スクロール可能なカーソルのパフォーマンスが向上します。 | ||
DescribeCursor |
このパラメーターにより、プロシージャーが呼び出されたときにカーソルを再記述する頻度を指定できます。デフォルト設定は [任意] です。
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Description | このパラメーターにより、ODBC データソースの説明を入力できます。 | ||
Driver |
このパラメーターでは、接続の ODBC ドライバーを UNIX では、このパラメーターによって共有オブジェクトへの完全に修飾されたパスが指定されます。UNIX で Driver 接続パラメーターを指定しない場合、データソースユーティリティによって SQLANY12 環境変数の設定に基づき SQL Anywhere ODBC ドライバーのフルパスを使って Driver エントリが自動的に追加されます。 |
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Escape |
このパラメーターは、テーブルまたはカラムのリストを返すときに ODBC ドライバーで生成される、SQL 文の LIKE 句で使用されるエスケープ文字を指定します。 デフォルトでは、ODBC ドライバーでチルダ文字 (~) が使用されますが、一部のアプリケーションではエスケープ文字に円記号 (\) が使用されることもあります。 次の接続文字列フラグメントは、エスケープ文字に円記号 (\) を指定します。
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GetTypeInfoChar | このオプションを YES に設定すると、CHAR カラムは SQL_VARCHAR ではなく SQL_CHAR として返されます。デフォルトでは、CHAR カラムは SQL_VARCHAR として返されます。 | ||
InitString | InitString により、接続確立後すぐに実行されるコマンドを指定できます。たとえば、データベースオプションを設定したり、ストアドプロシージャーを呼び出したりできます。 | ||
IsolationLevel |
以下の値の 1 つを指定して、データソースの初期独立性レベルを設定できます。
独立性レベル選択のガイドラインを参照してください。 |
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KeysInSQLStatistics | SQLStatistics 関数によって外部キーが返されるようにするには、このパラメーターを YES に設定します。ODBC 仕様では、SQLStatistics によってプライマリキーと外部キーが戻されないように指定しています。ただし、一部の Microsoft アプリケーション (Microsoft Visual Basic や Microsoft Access など) では、SQLStatistics によってプライマリキーと外部キーが戻されることを前提にしています。 | ||
LazyAutocommit | 文が完了するまでコミット操作を遅延させるには、このパラメーターを YES に設定します。 | ||
PrefetchOnOpen | PrefetchOnOpen が YES に設定されていると、カーソルを開く要求を含むプリフェッチ要求が送信されます。プリフェッチにより、カーソルを開くたびにネットワーク要求が行われることはなくなります。カーソルを開くときにプリフェッチを実行するには、カラムをバインドしておきます。この接続パラメーターにより、クライアント/サーバー要求の数が削減され、LAN や WAN を介したパフォーマンスが向上します。 | ||
PreventNotCapable | SQL Anywhere ODBC ドライバーは、修飾子をサポートしていないためエラーを返します。ODBC アプリケーションの中には、このエラーを適切に処理しないものもあります。このようなアプリケーションでも作業できるように、このエラーコードが返されないようにするには、このパラメーターを YES に設定します。 | ||
SuppressWarnings | フェッチ時にデータベースサーバーから返される警告メッセージを表示しない場合は、このパラメーターを YES に設定します。バージョン 8.0.0 以降のデータベースサーバーでは、それよりも前のバージョンのソフトウェアに比べて多様なフェッチ警告が返されます。以前のバージョンのソフトウェアを使用して配備されたアプリケーションに対して、フェッチの警告を適切に処理するためにこのオプションを選択できます。 | ||
TranslationDLL | このオプションは下位互換性のために提供されています。トランスレータの使用はおすすめできません。 | ||
TranslationName | このオプションは下位互換性のために提供されています。トランスレータの使用はおすすめできません。 | ||
TranslationOption | このオプションは下位互換性のために提供されています。トランスレータの使用はおすすめできません。 |
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