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SQL Anywhere 12.0.1 » SQL Anywhere サーバー データベース管理 » データベースのメンテナンス » SQL Anywhere の高可用性 » チュートリアル:データベースミラーリングの使用

 

レッスン 3:データベースミラーリングシステムのモニタリング

 ♦ データベースミラーリングシステムリソースをモニターに追加する
  1. SQL Anywhere モニターを起動します。

    • モニター Developer Edition の起動 (Windows の場合)   [スタート]  » [プログラム]  » [SQL Anywhere 12]  » [管理ツール]  » [SQL Anywhere モニター] をクリックします。

    • モニター Developer Edition の起動 (Linux の場合)   モニターのインストールディレクトリの bin32 または bin64 ディレクトリから samonitor.sh スクリプトを実行します。
      samonitor.sh launch

  2. デフォルトの管理者ユーザーとしてモニターにログインします。

    • [ユーザー名] フィールドに admin と入力し、[パスワード] フィールドに admin と入力します。

  3. データベースミラーリングシステムをモニターの [リソースリスト] に追加します。

    1. 左のサイドバーにある [ツール]  » [管理] をクリックします。

    2. [リソース] をクリックして、[追加] をクリックします。

    3. [SQL Anywhere サーバー] [次へ] をクリックします。

    4. [名前] フィールドに mirrorsystemdemo と入力し、[次へ] をクリックします。

    5. [ホスト] フィールドでプライマリサーバとミラーサーバーのホスト名とポート番号をカンマ区切りのリストで指定します。つまり、localhost:6871, localhost:6872 と入力します。

    6. [サーバー] フィールドにプライマリサーバーの代替サーバー名を入力します。つまり、mirror_demo_primary と入力します。

    7. [作成] をクリックします。

  4. 必要な認証情報が要求されたら、[DBA ユーザー ID] フィールドに DBA と入力し、[パスワード] フィールドに sql と入力します。[OK] をクリックします。

    データベースをモニタリング対象のリソースとして追加する場合は、データベースの DBA ユーザー ID とパスワードを指定する必要があります。これらのクレデンシャルは次の操作を行う場合に使用されます。

    • データベースに接続します。

    • sa_monitor_user という名前の新しいユーザーを作成します。モニターは、sa_monitor_user を使用してデータベースに接続し、モニタリングします。

    • データベースをモニタリングするために sa_monitor_user が必要とするデータベースオブジェクトをインストールします。インストールされるオブジェクトのリストについては、モニターがインストールしたデータベースオブジェクトのリストを参照してください。

    • モニターから DBA クレデンシャルを破棄します。sa_monitor_user はモニタリングされるデータベースに追加されるので、そのデータベース外部のどこかに DBA クレデンシャルを格納する必要はありません。モニターがインストールしたデータベースオブジェクトのリストを参照してください。

    リソースが追加され、モニタリングが自動的に開始されます。

  5. [閉じる] をクリックします。

  6. [閉じる] をクリックします。

  7. [ダッシュボード] » [概要] をクリックします。

    [リソースリスト] に mirrorsystemdemo リソースが表示されます。

  8. [mirrorsystemdemo] をクリックすると、mirrorsystemdemo ダッシュボードが開き、収集されたメトリックが表示されます。

 ♦ [SQL Anywhere スケールアウトトポロジ] ウィジェットの追加
  1. mirrorsystemdemo ダッシュボードの右上端で、[カスタマイズ]  » [ウィジェットの追加]  » [SQL Anywhere スケールアウトトポロジ] をクリックします。

  2. [次へ] をクリックします。

  3. [このウィジェットの名前を指定してください。] フィールドに mirrorsystemwidget と入力します。

  4. [どのようなリソースに関心がありますか ?] フィールドで [mirrorsystemdemo] をクリックします。

  5. [作成] をクリックします。

ダッシュボードに新しいウィジェットが表示されます。

データベースミラーリングシステム用の [SQL Anywhere スケールアウトトポロジ] ウィジェット。

トポロジウィジェットでは、次のカラムとその使用できる値が表示されます。

  • [サーバー名]   ミラーリングシステムにデータベースサーバーの名前が表示されます。

  • [タイプ]   サーバーのロールが一覧表示され、次の値の 1 つが表示されます。

    • partner - primary   この値によって、現在プライマリとして動作しているサーバーが識別されます。

    • partner - mirror   この値によって、現在ミラーとして動作しているサーバーが識別されます。

    • [arbiter]   この値によって、監視サーバーが識別されます。

  • [状態]   各サーバーの接続状況が表示されます。

  • [接続]   サーバーへの現在の接続数が表示されます。

  • [最終更新]   サーバーのステータスが更新された最新の時刻が表示されます。

レッスン 4:モニターからのログアウトと、データベースミラーリングシステムのシャットダウンに進みます。

 参照