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データベースに関連する DB 領域とトランザクションログファイルを消去します。
dberase [ options ] database-file
指定された環境変数または設定ファイルからオプションを読み込みます。設定ファイルを参照してください。
設定ファイル内のパスワードなどの情報を保護する場合は、ファイル非表示ユーティリティを使用して、設定ファイルの内容を読みにくくすることができます。ファイル非表示ユーティリティ (dbfhide)を参照してください。
消去ユーティリティを使って、データベースファイルと、それに関連するトランザクションログを消去できます。または、トランザクションログファイルやトランザクションログミラーファイルを消去できます。すべてのデータベースファイルとトランザクションログファイルに読み込み専用のマークを付けて、データベースが突然損傷を受けたり、データベースファイルが不用意に削除されないようにします。
database-file は、データベースファイルまたはトランザクションログファイルです。ファイル名は、拡張子も含めてすべて指定してください。データベースファイルを指定すると、関連するトランザクションログファイルが (ミラーもある場合はそれも含めて) 消去されます。
消去ユーティリティは DB 領域を消去しません。DB 領域を消去したい場合、DROP DATABASE 文を使用するか、または Sybase Central のデータベース消去ウィザードを使用します。DROP DBSPACE 文を参照してください。
データベース消去ウィザードでは、DB 領域やトランザクションログファイルを消去することもできます。データベースの消去を参照してください。
他の DB 領域を参照するデータベースファイルを削除しても、DB 領域ファイルが自動的に削除されることはありません。DB 領域ファイルを手動で削除したい場合は、ファイルを読み込み専用から書き込み可能に変更し、次にファイルを 1 つずつ削除します。別の方法として、DROP DATABASE 文を使用して、データベースと関連する DB 領域ファイルを消去することもできます。
データベースファイルを消去すると、関連するトランザクションログとトランザクションミラーも削除されます。トランザクションログミラーも保有しているデータベースのトランザクションログを消去しても、ミラーは削除されません。
このユーティリティの使用中に、消去するデータベースを起動しないでください。
終了コードは、0 (成功) または 0 以外の値 (失敗) です。ソフトウェアコンポーネントの終了コードを参照してください。