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指定したデータベースに関する情報を表示します。
dbinfo [ options ]
指定された環境変数または設定ファイルからオプションを読み込みます。設定ファイルを参照してください。
設定ファイル内のパスワードなどの情報を保護する場合は、ファイル非表示ユーティリティを使用して、設定ファイルの内容を読みにくくすることができます。ファイル非表示ユーティリティ (dbfhide)を参照してください。
接続パラメーターを指定します。接続パラメーターを参照してください。
有効なユーザー ID は情報ユーティリティを実行できますが、ページの使用状況に関する統計を取得するには DBA 権限が必要です。
システムテーブルやユーザー定義のテーブルを含むすべてのテーブルとマテリアライズドビューの使用状況とサイズに関する情報を表示します。
他のユーザーがデータベースに接続しておらず、DBA 権限がある場合にのみ、ページ使用状況に関する統計情報を要求できます。ページ使用状況は、sa_table_page_usage システムプロシージャーを使用して取得されます。
dbinfo ユーティリティを使用すると、データベースに関する情報が表示されます。データベースの名前、トランザクションログファイルまたはログミラーの名前、ページサイズ、照合名とラベル、テーブル暗号化が有効であるかどうかなどの情報がレポートされます。必要に応じて、テーブルの使用状況に関する統計とその詳細を含めることもできます。
dbinfo ユーティリティを使用して、ディスク上のテーブルのサイズを判断できます。そのためには、次のようなコマンドを実行します。
dbinfo -u -c "UID=DBA;PWD=sql;DBF=%SQLANYSAMP12%\demo.db"
結果は、データベース内の各テーブルに含まれるデータを保持するために使用されているページ数 (Pages) と、それらのページの使用率 (%used) を示します。すべてのテーブルについて、ページ数にデータベースページのサイズを掛け、その結果に %used を掛けて、そのテーブル用に使用されている領域を判断できます。
また、次の操作を行うことで、データベースに関する情報をさらに取得できます。
DB_PROPERTY システム関数を使用した個々のデータベースプロパティの問い合わせ。
sa_db_properties システムプロシージャーを使用したすべてのデータベースプロパティの問い合わせ。
ping ユーティリティ (dbping) での -pd オプションの使用。-pd を指定すると、指定された各データベースプロパティの値が dbping から返されます。
終了コードは、0 (成功) または 0 以外の値 (失敗) です。