dbisqlc ユーティリティ (旧式)

dbisqlc ユーティリティは、データベースで SQL 文を実行します。

注意

dbisqlc ユーティリティでは、SQL でサポートされるすべての SQL 文と機能がサポートされているわけではなく、現バージョンのデータベースサーバーで使用できるすべての機能がサポートされない場合もあります。Interactive SQL ユーティリティの使用をおすすめします。Interactive SQL ユーティリティ (dbisql)を参照してください。

構文

dbisqlc [ options ] [ dbisqlc-statement | dbisql-script-file ]

オプション	説明
-c "keyword=value; ..."	接続パラメーターを指定します。Interactive SQL が接続できない場合は、接続パラメーターを入力するウィンドウが表示されます。接続パラメーターを参照してください。
-d delimiter	コマンドデリミターを指定します。デリミターを囲む引用符は省略可能ですが、コマンドシェル自体がデリミターを特別な方法で解釈するときは必ず指定します。指定したコマンドデリミターは、現在の dbisqlc セッションのすべての接続で使用できます。
-q	出力メッセージを表示しません。これは、文またはスクリプトファイルを使って Interactive SQL を起動したときにのみ便利です。このオプションを指定した場合、エラーメッセージは表示されますが、次の情報は表示されません。警告およびその他の致命的でないメッセージ結果セットの出力
-x	文をスキャンしますが、実行しません。長いスクリプトファイルの構文エラーをチェックする場合に有用です。

備考

dbisqlc ユーティリティを使用すると、SQL 文を入力したり、Interactive SQL スクリプトファイルを実行したりすることができます。

dbisqlc-statement を指定すると、dbisqlc がその文を実行します。スクリプトファイル名も指定できます。dbisqlc-statement または dbisql-script-file 引数を指定しなかった場合、dbisqlc は対話型モードになります。このモードでは、文をコマンドウィンドウに入力できます。

dbisqlc ユーティリティは、Microsoft Windows、Mac OS X、UNIX で使用できます。

参照

例

次のコマンドを実行すると、ユーザー ID DBA とパスワード sql で、現在のデフォルトサーバーに対してスクリプトファイル mycom.sql が実行されます。スクリプトファイルにエラーがあった場合は、処理は停止します。

dbisqlc -c "UID=DBA;PWD=sql" mycom.sql

次のコマンドを実行すると、現在のデフォルトデータベースにユーザーが追加されます。

dbisqlc -c "UID=DBA;PWD=sql" CREATE USER joe IDENTIFIED BY passwd

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