各データベースについて、システム (メイン) DB 領域に加えて最大 12 の DB 領域を作成できます。DB 領域を指定しないでテーブルを作成すると、このオプションに指定された DB 領域が使用されます。このオプションを設定しない場合、空の文字列に設定した場合、または
system に設定した場合は、システム DB 領域が使用されます。
テンポラリテーブルまたはインデックスは、default_dbspace オプションの設定に関係なく常に TEMPORARY DB 領域に配置されます。ベーステーブルの作成時に IN 句を指定した場合は、default_dbspace オプションで指定する
DB 領域ではなく、IN 句で指定した DB 領域が使用されます。
すべてのテーブルをシステム DB 領域以外のロケーションに作成している場合は、システム DB 領域はチェックポイントログとシステムテーブルの保存にのみ使用されます。この設定は、パフォーマンス上の理由からチェックポイントログを他のデータベースオブジェクトとは別のディスクに保存する場合に便利です。チェックポイントログを別のディスクに保存するには、すべての
CREATE TABLE 文で DB 領域を指定するか、このオプションの設定を変更してからテーブルを作成します。