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Windows において、Address Windowing Extensions (AWE) キャッシュに割り付けるアドレス領域のサイズを指定します。
AWE は使用されなくなりました。サイズの大きいキャッシュが必要な場合は、64 ビット版の Windows オペレーティングシステムで 64 ビット版のデータベースサーバーを使用することをおすすめします。
{ dbeng12 | dbsrv12 } -cm { size[ k | m | g | p ] } ...
Windows
サポートされるプラットフォーム上で AWE キャッシュを使用する場合、データベースサーバーは 512 MB を除くアドレス領域全体を使用してキャッシュメモリにアクセスします。アドレス領域のうち 512 MB は、サーバーがロードする必要のある DLL やキャッシュ以外のメモリ割り付けなどの目的に使用されます。ほとんどのシステムでは、このデフォルト設定で十分です。確保されるアドレス領域のサイズを拡大または縮小する必要がある場合は、-cm オプションを指定します。データベースサーバーが使用しているアドレス領域のサイズは、起動時にデータベースサーバーメッセージウィンドウに表示されます。
size には、メモリ容量をバイト単位で指定します。単位をキロバイト、メガバイト、またはギガバイトで指定するには、それぞれ k、m、または g を使用してください。
単位 p は、非 AWE の最大キャッシュサイズのパーセンテージを表します。p を使用すると、引数はパーセンテージを表します。p の代わりに % も使用できますが、Windows オペレーティングシステムではほとんどの場合 % を環境変数のエスケープ文字として使用するため、% 文字をエスケープする必要があります。AWE アドレス領域のキャッシュサイズを、データベースサーバープロセスで使用できるアドレス領域の 50% に設定するには、次のように指定します。
dbeng12 -cm 50%% ...