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バックグラウンドでデータベースサーバーを起動します。
dbspawn [ options ] server-command
指定された環境変数または設定ファイルからオプションを読み込みます。同じ名前の環境変数と設定ファイルが両方存在する場合は、環境変数が使用されます。
サーバーバックグラウンド起動ユーティリティ (dbspawn) では、作成するコマンドで設定ファイル参照を指定できますが、dbspawn ユーティリティのオプションを使用して設定ファイルを指定することはできません。たとえば、次の最初のコマンドはサポートされていますが、2 つ目のコマンドはサポートされていません。
dbspawn dbeng12 @myconfig.ini dbspawn @spawnopts.ini dbeng12 demo.db
詳細については、設定ファイルを参照してください。
設定ファイル内のパスワードなどの情報を保護する場合は、ファイル難読化ユーティリティを使用して、設定ファイルの内容を難読化できます。ファイル非表示ユーティリティ (dbfhide)を参照してください。
デフォルトのデータベースサーバーがすでに存在する場合でも、dbspawn を使用してデータベースサーバーを起動します。
データベースサーバーの起動後に返される、データベースサーバープロセスのオペレーティングシステムプロセス ID を指定します。次に例を示します。
新しいプロセス ID は 306 です
データベースサーバーを開始するためのコマンドラインを指定します。SQL Anywhere データベースサーバーの構文を参照してください。
dbspawn ユーティリティは、サーバーをバックグラウンドで起動するために用意されています。dbspawn は、バックグラウンドでサーバーを起動し、終了コード 0 (成功) または 0 以外の値 (失敗) を返します。新しいサーバーが正常に起動された場合は、データベースサーバーの初期処理が完了し、要求を受信できる状態になるまで、dbspawn は終了しません。
デフォルトでは、dbspawn はデフォルトデータベースサーバーが現在実行中のコンピューターでは新しいサーバーを起動できません。デフォルトデータベースサーバーが実行中のコンピューターでサーバーを起動するには、-f オプションを指定します。
終了コードの詳細については、ソフトウェアコンポーネントの終了コードを参照してください。
dbspawn ユーティリティは、バッチファイルからサーバーを起動するのに役立ちます。特に、バッチファイルの後続コマンドが要求を受け入れるサーバーを必要とする場合に便利です。
指定するパスに 1 つ以上のスペースが含まれている場合は、パス全体を二重引用符で囲む必要があります。次に例を示します。
dbspawn dbeng12 "c:\my databases\mysalesdata.db"
指定したパスにスペースがない場合、引用符は必要ありません。