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クライアントがデータベースサーバーを検索する方法と、データベースサーバーが起動時にブロードキャストを実行するかどうかを制御します。
{ DoBroadcast | DOBROAD }= { YES | NO }
{ DoBroadcast | DOBROAD }= { ALL | NONE | DIRECT }
TCP/IP
YES DoBroadcast=YES に設定すると、データベースサーバーは起動時にブロードキャストを実行して、同じ名前の他のデータベースサーバーを検索できます。
NO DoBroadcast=NO に設定すると、起動時にデータベースサーバーがブロードキャストを実行して、同じ名前の他のデータベースサーバーを検索しないようにできます。この設定が役に立つ場合もまれにありますが、通常は必要ありません。
ALL DoBroadcast=ALL に設定した場合、ブロードキャストを実行してデータベースサーバーを検索します。最初は、ローカルサブネットにブロードキャストされます。HOST を指定した場合、各ホストにはブロードキャストパケットも送信されます。ブロードキャストパケットはすべて UDP パケットです。
NONE DoBroadcast=NONE を指定すると、UDP ブロードキャストは使用されず、データベースサーバーアドレスキャッシュ (sasrv.ini ファイルに存在) は無視されます。指定した HOST/PORT との TCP/IP 接続が直接行われ、サーバー名が検証されます。DoBroadcast=DIRECT を指定する場合は、HOST (IP) プロトコルオプションが必要です。
DIRECT DoBroadcast=DIRECT を設定した場合、データベースサーバーを検索するときに、ローカルサブネットへのブロードキャストは実行されません。ブロードキャストパケットは、HOST (IP) プロトコルオプションリストにあるホストにのみ送信されます。DoBroadcast=DIRECT を指定する場合は、HOST (IP) プロトコルオプションが必要です。
YES (データベースサーバー)
ALL (クライアント) HOST (IP) プロトコルオプションが指定された場合、デフォルトは DIRECT です。
クライアントでの使用法 TCP/IP の場合は、VerifyServerName (VERIFY) プロトコルオプションを NO に設定して、サーバー名を検証しないようにすることもできます。HOST (IP) プロトコルオプションは LDAP を使用していない場合は必須のパラメーターですが、ServerPort (PORT) プロトコルオプションは省略可能です。
DIRECT と NONE の場合は、HOST オプションでデータベースサーバーホストを指定します。
次の接続文字列は、silver という名前のコンピューター上で実行している gold という名前のデータベースサーバーに接続します。
Host=silver;ServerName=gold
次の接続文字列は、CommLinks プロトコルオプションを使用して同じデータベースサーバーに接続します。
CommLinks=tcpip(DOBROADCAST=DIRECT;HOST=silver);ServerName=gold