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SQL Anywhere 12.0.1 » SQL Anywhere サーバー データベース管理 » データベースのメンテナンス » スケジュールとイベントの使用によるタスクの自動化 » スケジュールとイベントの内部

 

データベースサーバーによるシステムイベントのチェック

システムイベントは「イベントタイプ」によって分類されます。イベントタイプは、CREATE EVENT 文の中で直接指定するか、Sybase Central を使って指定します。イベントタイプには 2 つの種類があります。

  • アクティブイベントタイプ   イベントタイプには、データベースサーバー自体のアクションの結果であるものがあります。こうしたアクティブなイベントタイプには、データベースファイルサイズ、さまざまなデータベースアクションの開始時、終了時 (BackupEnd など)、RAISERROR などが含まれます。

    データベースサーバーは、アクションを実行するときに、WHERE 句に定義されたトリガー条件が満たされているかどうかをチェックし、条件が満たされていればイベントタイプに対して定義されたイベントをトリガーします。

  • ポーリングイベントタイプ   ディスクの空き領域 (DBDiskSpace など) や IdleTime などのイベントタイプは、データベースのアクションだけでトリガーされません。

    このタイプのイベントに対して、データベースサーバーは 30 秒ごとにポーリングします。ポーリングはデータベースの開始後、約 30 秒後から開始されます。

    IdleTime イベントタイプの場合、データベースサーバーはサーバーが 30 秒間アイドル状態にあったかどうかをチェックします。その間まったく要求が開始されず、現在アクティブな要求もなければ、秒単位のアイドルチェック間隔時間をアイドル時間の合計に追加します。そうでない場合はアイドル時間の合計が 0 にリセットされます。したがって、IdleTime の値は、常に 30 秒の倍数になります。IdleTime がトリガー条件に指定した間隔より長くなると、IdleTime に関連付けられたイベントハンドラーが起動します。