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SQL Anywhere 12.0.1 » SQL Anywhere サーバー データベース管理 » データベースの開始とデータベースへの接続 » SQL Anywhere データベース接続 » ODBC データソース

 

Windows でのファイルデータソース

通常、Windows ベースのオペレーティングシステムでは、ODBC データソースをシステムレジストリに格納します。ファイルデータソースは、ファイルとして保存されるデータソースです。通常、Windows のファイルデータソースの拡張子は .dsn です。ファイルデータソースは複数のセクションから構成されていて、各セクションは角カッコで囲まれた名前で始まります。

ファイルデータソースを使用して接続するには、FileDataSourceName (FILEDSN) 接続パラメーターを使います。1 つの接続文字列内で DataSourceName (DSN) と FileDataSourceName (FILEDSN) の両方は使用できません。

正常に接続できない場合は、次のいずれかが発生します。

  • 新しいファイルデータソースの場合   Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターは、指定のファイルデータソースパラメーターを使って接続を確立することができなかったというメッセージを表示します。その後、このメッセージから、検証されていないファイルを保存するかどうかが尋ねられます。ファイルデータソースを保存すると選択した場合は、ODBC データソースアドミニストレーターによって次の行のみが書き込まれます。
    [ODBC]
    DRIVER=SQL Anywhere 12

    ドライバー文字列は、SQL Anywhere のバージョンによって異なります。

  • 既存のファイルデータソースの場合   Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターは、指定のファイルデータソース名が不正であることを示すメッセージを表示します。ファイルデータソースは、ODBC データソースアドミニストレーターによっては更新されません。

接続に成功すると、ODBC データソースアドミニストレーターによって新規または更新されたファイルデータソースがディスクに書き込まれますが、PWD=password パラメーターは含まれません (ファイルに以前に存在した場合は削除されます)。

注意

ファイルデータソースを使用すると、ファイルをユーザーに配布し、複数のユーザー接続の管理を簡単にすることができます。ファイルがファイルデータソースのデフォルト ロケーションにある場合、ODBC によって自動的に選択されます。