-gd dbeng12/dbsrv12 サーバーオプション

{ dbeng12 | dbsrv12 } -gd { DBA | all | none } ...

パーソナルデータベースサーバーのデフォルト設定は all で、ネットワークデータベースサーバーのデフォルト設定は DBA です。大文字と小文字の両方の構文を使用できます。

すべてのオペレーティングシステムとデータベースサーバー

このオプションは、ユーザーが新しいデータベースファイルをデータベースサーバーにロードするために、または実行中のデータベースサーバーでデータベースを停止するために必要なパーミッションのレベルを指定します。

オプションを DBA に設定した場合、クライアントアプリケーションは、データベースを開始または停止させるために同一のサーバー上で動作している別のデータベースへの既存の DBA 接続を使用する必要があります。サーバーへの接続があるだけでは十分ではありません。

次のように StartDBPermission サーバープロパティを使用して -gd オプションの設定を取得できます。

SELECT PROPERTY ( 'StartDBPermission' );

データベースサーバーを停止するためのパーミッションは、-gk オプションで指定されます。

ネットワークデータベースサーバーで -gd オプションを使用する手順は、次のとおりです。

ネットワークデータベースサーバーを起動します。
dbsrv12 -su mypwd -gd DBA -n my_server
Interactive SQL からユーティリティデータベースに接続します。
dbisql -c "UID=DBA;PWD=mypwd;DBN=utility_db"
データベースを起動します。
START DATABASE 'demo.db';

データベースに接続します。

CONNECT USING 'DBN=demo;UID=DBA;PWD=sql';