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SQL Anywhere 12.0.1 » SQL Anywhere サーバー データベース管理 » データベース設定 » ユーザー ID、権限、パーミッション » パーミッション

 

ユーザーへのパーミッションの付与

データベースオブジェクトにユーザーパーミッションを付与するには、GRANT 文または Sybase Central のいずれかを使用します。

Sybase Central では、ユーザーごとまたはデータベースオブジェクトごとでパーミッションを表示または変更できます。たとえば、特定のテーブルに対するパーミッションを誰が持っているのかを確認する場合、左側のウィンドウ枠にあるテーブルをクリックし、右側のウィンドウ枠にあるその [パーミッション] タブをクリックすることによって、テーブルのパーミッションを表示できます。同様に、特定のユーザーに対するすべてのパーミッションを変更する場合、左側のウィンドウ枠にあるユーザーをクリックし、右側のウィンドウ枠でその [テーブルのパーミッション] タブをクリックすることによって、すべてのユーザーの明示的に設定されたテーブルパーミッションを表示できます。

 ♦ テーブル、ビュー、カラム、プロシージャー、DB 領域、シーケンスジェネレーターでユーザーにパーミッションを付与するには、次の手順に従います (Sybase Central の場合)。
  1. [SQL Anywhere 12] プラグインを使用して、DBA 権限を持つユーザーとしてまたはパーミッションを付与したいデータベースオブジェクトを所有しているユーザーとしてデータベースに接続します。

  2. 左側のウィンドウ枠で、ユーザーパーミッションを付与したいデータベースオブジェクトをクリックするか、パーミッションを付与したいユーザー (またはグループ) をクリックします。

    • ユーザーごとにパーミッションを付与するには   ユーザー (またはグループ) をクリックした場合、右側のウィンドウ枠で、パーミッションを付与したいデータベースオブジェクトに対応するパーミッションタブをクリックします。たとえば、テーブルにパーミッションを付与するには、[テーブルのパーミッション] タブをクリックします。

      パーミッションタブには、ユーザー (またはグループ) が明示的にパーミッションを設定しているデータベースオブジェクト名のリストが表示されています。データベースオブジェクトに関するパーミッションをユーザーに付与するには、右クリックして、[新規] » [パーミッション] をクリックします。

    • データベースオブジェクトごとにパーミッションを付与するには   データベースオブジェクトをクリックした場合、右側のウィンドウ枠で [パーミッション] タブをクリックします。

      [パーミッション] タブでは、[被付与者] カラムに、データベースオブジェクトに現在パーミッションを持っているユーザーとグループのリストが表示されます。ユーザーとグループに対してパーミッションを付与するには、右クリックして、[新規] » [パーミッション] をクリックします。

  3. データベースオブジェクトまたは変更しようとしているパーミッションを持つユーザーのローを選択します。

    • DB 領域、プロシージャー、関数、シーケンスジェネレーター、ビューに対してパーミッションを付与するには   データベースオブジェクトの横にあるパーミッションカラムをクリックすると、チェックマークが追加されます。チェックマークによって、ユーザーまたはグループにパーミッションが付与されます。

    • テーブルおよびテーブルカラムにパーミッションを付与するには   テーブルを選択するときに、対応する [カラムのパーミッション] テーブルが [パーミッション] テーブルの下に表示されます。

      • テーブルにパーミッションを付与するには   [テーブルのパーミッション] テーブルでは、ユーザーまたはグループの横にあるパーミッションカラムをクリックし、チェックマークまたはプラス記号 (+) 付きのチェックマークを追加します。

        チェックマークによって、ユーザー (またはグループ) にパーミッションが付与されます。プラス記号 (+) 付きのチェックマークは、ユーザーにパーミッションを付与し、ユーザーに他のユーザーへの同じパーミッションを付与するパーミッションを付与します。プラス記号 (+) 付きのチェックマークは、WITH GRANT OPTION 句付きの GRANT 文を実行することと同等です。

      • テーブルカラムにパーミッションを付与するには   [カラムのパーミッション] テーブルでは、テーブルカラムの横にあるカラムをクリックし、チェックマークまたはプラス記号 (+) 付きのチェックマークを追加します。

        [カラムのパーミッション] テーブルでカラムを変更するときに、[付与されている、または付与オプション付きで付与されているカラムパーミッション] アイコンが前述の [テーブルのパーミッション] に表示されます。

      パーミッションをグループに付与するときに、パーミッションはグループのメンバーによって継承されます。同じパーミッションを他のユーザーに付与するためのこのパーミッションは、グループのメンバーには継承されません。

  4. すべての変更を保存するには、[ファイル] » [保存] をクリックします。

ヒント
  • 変更を取り消すには、パーミッションタブにある 1 つ以上のローを選択して、[編集] » [元に戻す] をクリックします。

  • パーミッションのテーブルに対して [凡例] をオンまたはオフにするには、[ファイル] » [凡例を表示] をクリックします。

 ♦ テーブル、ビュー、カラム、プロシージャー、DB 領域、シーケンスジェネレーターに対してパーミッションを付与するには、次の手順に従います (SQL の場合)。
  1. DBA 権限のあるユーザーとして、データベースに接続します。

  2. GRANT 文を実行してパーミッションを割り当てます。

 参照
 例