データベースサーバーの検出

SQL Anywhere は実行中のサーバーを検出したときに、必要なデータベースをそのサーバー上で検出または起動しようとします。データベースの検出を参照してください。

SQL Anywhere は、実行中のサーバーを検出できないと、接続パラメーターに応じてパーソナルサーバーを起動しようとする場合があります。

ローカル接続では、サーバーの検出は簡単です。ネットワーク経由の接続では、Host 接続パラメーターを使用することをおすすめします。
クライアントがネットワークサーバーを検出する方法の詳細については、Host 接続パラメーターを使用した SQL Anywhere データベースサーバーの検出を参照してください。
サーバーが自動的に起動される場合は、START、DBF、DBKEY、DBS、DBN、Server、および AutoStop 接続パラメーターの情報を使用して、そのサーバーのオプションが構築されます。サーバーは、Host または CommLinks=TCPIP 接続パラメーターが指定されている場合は、自動的には起動しません。
サーバーに代替サーバー名がある場合、代替サーバー名を指定して起動したデータベースへの接続にのみ代替サーバー名を使用できます。そのデータベースサーバー上で実行中の他のデータベースに接続するのに代替サーバー名を使用することはできません。AS PRIMARY 句、CREATE MIRROR SERVER 文と-sn dbsrv12 オプションを参照してください。

次の図は、SQL Anywhere がデータベースサーバーを検出する方法を示しています。

接続文字列に CommLinks=ShMem、TCPIP または CommLinks=TCPIP、ShMem が含まれている場合、SQL Anywhere は次の処理を行います。

データベースサーバーの自動起動を除く、共有メモリ接続を実行します。接続文字列が CommLinks 接続パラメーターまたは Host 接続パラメーターを含まないを参照してください。

SQL Anywhere は、共有メモリを使用したサーバーの検出に失敗した場合、TCPIP 接続を行おうとします。Host 接続パラメーターまたは CommLinks 接続パラメーターを含む接続文字列は TCPIP を指定するを参照してください。