管理者は、値をカンマで区切った (CSV) ファイルを作成し、ファイルをインポートすることによって、モニターに複数のリソースを追加できます。
データベースミラーリングシステムにリソースとしてプライマリデータベースを追加するときに、CSV ファイルは使用できません。その代わりに、[管理] ウィンドウを使用します。リソースの追加を参照してください。
CSV ファイルを作成します。
CSV ファイルの各行には、単一のリソースについての情報が含まれています。行内のカンマで区切られた各項目は、リソースの属性を記述します。項目の順序が重要です。次の表に、項目とその順序を説明します。
オプションの項目の場合、その前にある項目 (他のオプションの項目も含む) を指定する必要があります。たとえば、データベース名を指定する場合、サーバー名とポート番号も指定する必要があります。暗号化タイプを指定する場合、接続タイプも指定する必要があります。モニタリングの URL サフィックスを指定する場合、ポート番号も指定する必要があります。
SQL Anywhere データベースリソースの CSV ファイルフォーマット オプションの項目の場合、その前にある項目 (他のオプションの項目も含む) を指定する必要があります。たとえば、データベース名を指定する場合、サーバー名とポート番号も指定する必要があります。
行内の位置 | 項目 | 説明 |
---|---|---|
1 | リソースタイプ | sa と入力してリソースが SQL Anywhere データベースであることを指定します。この項目は必須です。 |
2 | リソース名 | モニターでデータベースに使用するリソース名を指定します。この項目は必須です。 |
3 | ユーザー名 | データベースへの接続に使用する DBA ユーザー名を指定します。この項目は必須です。 |
4 | パスワード | データベースに接続するための DBA パスワードを指定します。この項目は必須です。 |
5 | ホスト (SQL Anywhere) | データベースサーバーを実行するコンピューターのホスト名または IP アドレスを指定します。現在のコンピューターを表す localhost という名前を使用できます。この項目は必須です。 |
6 | ポート (SQL Anywhere) | SQL Anywhere データベースサーバーが実行されているポート番号を指定します。SQL Anywhere のデフォルトポート番号は 2638 です。この項目はオプションです。デフォルト値は 0 です。 |
7 | サーバー (SQL Anywhere) | データベースが接続されるデータベースサーバーの名前を指定します。この項目はオプションです。 |
8 | データベース (SQL Anywhere) | データベースの名前を指定します。この項目はオプションです。 |
9 | 接続パラメーター (SQL Anywhere) | データベースへの接続時に使用する追加の接続パラメーターを指定します。option=value の組み合わせをセミコロンで区切ったリストで、接続パラメーターを取得します。デフォルト値は "" です。この項目はオプションです。 |
次に、2 つの SQL Anywhere データベースリソースを含む csv ファイルの例を示します。
sa,demo,DBA,sql,localhost,2638,demo12 sa,demo3,DBA,sql,localhost,49152,demo12,demo |
Mobile Link リソースの CSV ファイルフォーマット オプションの項目の場合、その前にある項目 (他のオプションの項目も含む) を指定する必要があります。たとえば、暗号化タイプを指定する場合、接続タイプも指定する必要があります。
行内の位置 | 項目名 | 説明 |
---|---|---|
1 | リソースタイプ |
ml と入力してリソースが Mobile Link サーバーであることを指定します。 この項目は必須です。 |
2 | リソース名 | モニターでの表示に使用するリソース名を指定します。この項目は必須です。 |
3 | ユーザー名 | リソースに接続するためのユーザー名を指定します。この項目は必須です。 |
4 | パスワード | リソースに接続するためのパスワードを指定します。この項目は必須です。 |
5 | ホスト (Mobile Link サーバー) | サーバーが稼働しているコンピューターのホスト名または IP アドレスを指定します。現在のコンピューターを表す localhost という名前を使用できます。この項目は必須です。 |
6 | ポート (Mobile Link サーバー) | Mobile Link サーバーが実行されているポート番号を指定します。Mobile Link のデフォルトポート番号は 2439 です。この項目はオプションです。デフォルト値は 0 です。 |
7 | 接続タイプ (Mobile Link サーバー) |
リソースへの接続に使用するメソッドを指定します。次のいずれかを入力します。
この項目はオプションです。 |
8 | 暗号化タイプ (Mobile Link サーバー) |
接続の暗号化に使用するメソッドを指定します。次のいずれかを入力します。
この項目はオプションです。 |
9 | 接続パラメーター (Mobile Link サーバー) | データベースへの接続時に使用する追加の接続パラメーターを指定します。option=value の組み合わせをセミコロンで区切ったリストで、接続パラメーターを取得します。この項目はオプションです。 |
Mobile Link サーバー:
次に、2 つの Mobile Link サーバーリソースを含むインポートファイルの例を示します。
ml,demo2,DBA,sql,localhost ml,demo4,DBA,sql,localhost,0,tcpip,N |
Mobile Link サーバーファームリソースの CSV ファイルフォーマット
行内の位置 | 項目名 | 説明 |
---|---|---|
1 | リソースタイプ |
mf と入力してリソースが Mobile Link サーバーファームであることを指定します。 この項目は必須です。 |
2 | リソース名 | モニターでの表示に使用するリソース名を指定します。この項目は必須です。 |
3 | Mobile Link サーバー名 |
Mobile Link サーバーファームに含める Mobile Link サーバーリソースを指定します。Mobile Link サーバーリソースをカンマで区切られたリストとしてリストします。この項目は必須です。 |
次に、2 つの Mobile Link サーバーリソースと 1 つの Mobile Link サーバーファームリソースを含むインポートファイルの例を示します。
ml,demo2,DBA,sql,localhost ml,demo4,DBA,sql,localhost,0,tcpip,N mf,collection_demo,demo2,demo4 |
Relay Server ファームリソースの CSV ファイルフォーマット オプションの項目の場合、その前にある項目 (他のオプションの項目も含む) を指定する必要があります。たとえば、Monitoring URL サフィックスを指定する場合、ポート番号も指定する必要があります。
行内の位置 | 項目名 | 説明 |
---|---|---|
1 | リソースタイプ |
rf と入力してリソースが Relay Server ファームであることを指定します。 この項目は必須です。 |
2 | リソース名 | モニターでの表示に使用するリソース名を指定します。この項目は必須です。 |
3 | ホスト (Relay Server ファーム) | サーバーが稼働しているコンピューターのホスト名または IP アドレスを指定します。現在のコンピューターを表す localhost という名前を使用できます。この項目は必須です。 |
4 | ポート (Relay Server ファーム) | Relay Server ファームが実行されているポート番号を指定します。この項目はオプションです。デフォルト値は 0 です。 |
5 | モニタリングの URL サフィックス |
Relay Server ファームのモニタリングエージェントを特定するための URL サフィックスを指定します。この項目はオプションです。 |
6 |
HTTPS |
Relay Server ファームへの接続に HTTPS を使用するようにモニターに True を指定します。この項目はオプションです。 デフォルトは False です。この項目はオプションです。 |
7 |
HTTP 認証用のユーザー名 |
必要に応じて、HTTPS 認証ユーザー名を指定します。この項目はオプションです。 |
8 |
HTTP 認証用のパスワード |
必要に応じて、HTTPS 認証パスワードを指定します。この項目はオプションです。 |
次に、2 つの Mobile Link サーバーリソース、1 つの Mobile Link サーバーファームリソース、1 つの Relay Server ファームリソースを含むインポートファイルの例を示します。
rf,rf_demo,rstest02.website.com |
モニターに管理者としてログインします。
[管理] をクリックします。
[リソース] をクリックします。
[インポート] をクリックします。
CSV ファイルを検索し、[開く] をクリックします。
CSV ファイルのリソースがモニターに追加され、モニタリングが開始されます。
[閉じる] をクリックします。
[閉じる] をクリックします。
[概要] ダッシュボードの [リソースリスト] にインポートされたリソースが追加されます。
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