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SQL Anywhere 12.0.1 » SQL Anywhere サーバー データベース管理 » データベースのモニタリング » SQL Anywhere モニター » リソース

 

複数のリソースの追加

 ♦ 複数のリソースをモニターに追加するには、次の手順に従います。

管理者は、値をカンマで区切った (CSV) ファイルを作成し、ファイルをインポートすることによって、モニターに複数のリソースを追加できます。

データベースミラーリングシステムにリソースとしてプライマリデータベースを追加するときに、CSV ファイルは使用できません。その代わりに、[管理] ウィンドウを使用します。リソースの追加を参照してください。

  1. CSV ファイルを作成します。

    CSV ファイルの各行には、単一のリソースについての情報が含まれています。行内のカンマで区切られた各項目は、リソースの属性を記述します。項目の順序が重要です。次の表に、項目とその順序を説明します。

    オプションの項目の場合、その前にある項目 (他のオプションの項目も含む) を指定する必要があります。たとえば、データベース名を指定する場合、サーバー名とポート番号も指定する必要があります。暗号化タイプを指定する場合、接続タイプも指定する必要があります。モニタリングの URL サフィックスを指定する場合、ポート番号も指定する必要があります。

    • SQL Anywhere データベースリソースの CSV ファイルフォーマット   オプションの項目の場合、その前にある項目 (他のオプションの項目も含む) を指定する必要があります。たとえば、データベース名を指定する場合、サーバー名とポート番号も指定する必要があります。

      行内の位置 項目 説明
      1 リソースタイプ sa と入力してリソースが SQL Anywhere データベースであることを指定します。この項目は必須です。
      2 リソース名 モニターでデータベースに使用するリソース名を指定します。この項目は必須です。
      3 ユーザー名 データベースへの接続に使用する DBA ユーザー名を指定します。この項目は必須です。
      4 パスワード データベースに接続するための DBA パスワードを指定します。この項目は必須です。
      5 ホスト (SQL Anywhere) データベースサーバーを実行するコンピューターのホスト名または IP アドレスを指定します。現在のコンピューターを表す localhost という名前を使用できます。この項目は必須です。
      6 ポート (SQL Anywhere) SQL Anywhere データベースサーバーが実行されているポート番号を指定します。SQL Anywhere のデフォルトポート番号は 2638 です。この項目はオプションです。デフォルト値は 0 です。
      7 サーバー (SQL Anywhere) データベースが接続されるデータベースサーバーの名前を指定します。この項目はオプションです。
      8 データベース (SQL Anywhere) データベースの名前を指定します。この項目はオプションです。
      9 接続パラメーター (SQL Anywhere) データベースへの接続時に使用する追加の接続パラメーターを指定します。option=value の組み合わせをセミコロンで区切ったリストで、接続パラメーターを取得します。デフォルト値は "" です。この項目はオプションです。

      次に、2 つの SQL Anywhere データベースリソースを含む csv ファイルの例を示します。

      sa,demo,DBA,sql,localhost,2638,demo12
      sa,demo3,DBA,sql,localhost,49152,demo12,demo
      

    • Mobile Link リソースの CSV ファイルフォーマット   オプションの項目の場合、その前にある項目 (他のオプションの項目も含む) を指定する必要があります。たとえば、暗号化タイプを指定する場合、接続タイプも指定する必要があります。

      行内の位置 項目名 説明
      1 リソースタイプ

      ml と入力してリソースが Mobile Link サーバーであることを指定します。

      この項目は必須です。

      2 リソース名 モニターでの表示に使用するリソース名を指定します。この項目は必須です。
      3 ユーザー名 リソースに接続するためのユーザー名を指定します。この項目は必須です。
      4 パスワード リソースに接続するためのパスワードを指定します。この項目は必須です。
      5 ホスト (Mobile Link サーバー) サーバーが稼働しているコンピューターのホスト名または IP アドレスを指定します。現在のコンピューターを表す localhost という名前を使用できます。この項目は必須です。
      6 ポート (Mobile Link サーバー) Mobile Link サーバーが実行されているポート番号を指定します。Mobile Link のデフォルトポート番号は 2439 です。この項目はオプションです。デフォルト値は 0 です。
      7 接続タイプ (Mobile Link サーバー)

      リソースへの接続に使用するメソッドを指定します。次のいずれかを入力します。

      • tcpip

        これはデフォルトです。

      • http

      • https

      • tls

      この項目はオプションです。

      8 暗号化タイプ (Mobile Link サーバー)

      接続の暗号化に使用するメソッドを指定します。次のいずれかを入力します。

      • N   暗号化なし。これはデフォルトです。

      • E   ECC 暗号化。

      • R   RSA 暗号化。

      • F   FIPS 認定 RSA 暗号化

      この項目はオプションです。

      9 接続パラメーター (Mobile Link サーバー) データベースへの接続時に使用する追加の接続パラメーターを指定します。option=value の組み合わせをセミコロンで区切ったリストで、接続パラメーターを取得します。この項目はオプションです。

      Mobile Link サーバー:

      次に、2 つの Mobile Link サーバーリソースを含むインポートファイルの例を示します。

      ml,demo2,DBA,sql,localhost
      ml,demo4,DBA,sql,localhost,0,tcpip,N

    • Mobile Link サーバーファームリソースの CSV ファイルフォーマット  

      行内の位置 項目名 説明
      1 リソースタイプ

      mf と入力してリソースが Mobile Link サーバーファームであることを指定します。

      この項目は必須です。

      2 リソース名 モニターでの表示に使用するリソース名を指定します。この項目は必須です。
      3 Mobile Link サーバー名

      Mobile Link サーバーファームに含める Mobile Link サーバーリソースを指定します。Mobile Link サーバーリソースをカンマで区切られたリストとしてリストします。この項目は必須です。

      Mobile Link サーバーファーム:

      次に、2 つの Mobile Link サーバーリソースと 1 つの Mobile Link サーバーファームリソースを含むインポートファイルの例を示します。

      ml,demo2,DBA,sql,localhost
      ml,demo4,DBA,sql,localhost,0,tcpip,N
      mf,collection_demo,demo2,demo4

    • Relay Server ファームリソースの CSV ファイルフォーマット   オプションの項目の場合、その前にある項目 (他のオプションの項目も含む) を指定する必要があります。たとえば、Monitoring URL サフィックスを指定する場合、ポート番号も指定する必要があります。

      行内の位置 項目名 説明
      1 リソースタイプ

      rf と入力してリソースが Relay Server ファームであることを指定します。

      この項目は必須です。

      2 リソース名 モニターでの表示に使用するリソース名を指定します。この項目は必須です。
      3 ホスト (Relay Server ファーム) サーバーが稼働しているコンピューターのホスト名または IP アドレスを指定します。現在のコンピューターを表す localhost という名前を使用できます。この項目は必須です。
      4 ポート (Relay Server ファーム) Relay Server ファームが実行されているポート番号を指定します。この項目はオプションです。デフォルト値は 0 です。
      5 モニタリングの URL サフィックス

      Relay Server ファームのモニタリングエージェントを特定するための URL サフィックスを指定します。この項目はオプションです。

      6

      HTTPS

      Relay Server ファームへの接続に HTTPS を使用するようにモニターに True を指定します。この項目はオプションです。

      デフォルトは False です。この項目はオプションです。

      7

      HTTP 認証用のユーザー名

      必要に応じて、HTTPS 認証ユーザー名を指定します。この項目はオプションです。

      8

      HTTP 認証用のパスワード

      必要に応じて、HTTPS 認証パスワードを指定します。この項目はオプションです。

      次に、2 つの Mobile Link サーバーリソース、1 つの Mobile Link サーバーファームリソース、1 つの Relay Server ファームリソースを含むインポートファイルの例を示します。

      rf,rf_demo,rstest02.website.com

  2. モニターに管理者としてログインします。

  3. [管理] をクリックします。

  4. [リソース] をクリックします。

  5. [インポート] をクリックします。

  6. CSV ファイルを検索し、[開く] をクリックします。

    CSV ファイルのリソースがモニターに追加され、モニタリングが開始されます。

  7. [閉じる] をクリックします。

  8. [閉じる] をクリックします。

  9. [概要] ダッシュボードの [リソースリスト] にインポートされたリソースが追加されます。