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SQL Anywhere 12.0.1 » SQL Anywhere サーバー データベース管理 » データベースの開始とデータベースへの接続 » SQL Anywhere データベースサーバーの使用 » 認証 SQL Anywhere アプリケーション » 認証アプリケーションの開発

 

アプリケーションの認証

認証アプリケーションは、接続確立後すぐに、connection_authentication データベースオプションを設定する必要があります。このオプションは、接続が確立された直後にすべての接続に対して行われなければなりません。ODBC アプリケーションや JDBC アプリケーションは、データベースに対して機能について問い合わせます。ユーザーは、これらのアクションについて制御する必要はありません。このため、すべての接続には、制限が適用される前に 30 秒間の猶予期間が設けられています。猶予期間があることにより、使用している開発ツールには関係なく、アプリケーションは認証を行うことができます。

Authenticated 接続プロパティを使用して、現在の接続が認証されたかどうかを判別できます。

SELECT CONNECTION_PROPERTY ( 'Authenticated' );

接続プロパティの詳細については、接続プロパティ値のアクセスを参照してください。

次の SQL 文は、接続を認証します。

SET TEMPORARY OPTION connection_authentication='company = company-name;
     application=application-name;
     signature=application-signature';
注意

構文例には、読みやすいように改行が追加されています。ただし構文を実行する場合には、改行なし、および等号とセミコロンの間のスペースなしで実行してください。

このオプションは、TEMPORARY キーワードを使用して、接続の間だけ設定できます。company-nameapplication-name は、データベース認証の文と一致する必要があります。application-signature は、Sybase から取得するシグネチャーです。

データベースサーバーは、データベースシグネチャーに対してアプリケーションシグネチャーを検証します。シグネチャーが検証されると、接続が認証され、SQL パーミッションで設定されている内容にかかわらず、アクティビティは制限されません。シグネチャーが検証されないと、接続は、非認証アプリケーションによって許可されているアクションに制限されます。