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SQL Anywhere 12.0.1 » SQL Anywhere サーバー データベース管理 » データベースのメンテナンス » SQL Anywhere データベースのトラブルシューティング » データベースサーバーパフォーマンス警告のトラブルシューティング

 

パフォーマンス警告 : データベースファイル "%1" は %2 のディスクフラグメントで構成されています。

データベースサーバーでデータベースが稼働を開始すると、SQL Anywhere は、オペレーティングシステムによってレポートされたメインデータベースファイルのファイルフラグメント数をレポートします。データベースが格納されているディスクボリュームのディスクが過度に断片化されると、I/O 処理中にディスクの遅延時間が長くなる可能性があるため、パフォーマンスの問題が発生することがあります。

ファイルシステムの断片化の問題は、データベース内のテーブルページの断片化とは無関係です。これらの別々の問題を分析して解決するには、それぞれ異なる方法とツールを使用します。ファイルフラグメント数は、Windows ベースの SQL Anywhere データベースサーバーの場合のみレポートされます。UNIX ファイルシステム (Linux ファイルシステムを含む) では、Windows ベースのシステムよりも断片化の問題は大幅に少なくなります。

Windows プラットフォームでは、通常、データベースファイルは複数のフラグメントで構成されています。データベースについてこのメッセージを受け取った場合は、データベースファイルのサイズに対するフラグメント数を確認すると、システム管理者による対処が必要かどうかを判断できます。たとえば、25 個のフラグメントで構成されている 100 GB のデータベースファイルは、深刻な問題になるとは見なされません。ただし、300 個のディスクフラグメントで構成されている 50 MB のデータベースファイルは、パフォーマンスの問題の影響を受ける可能性があります。ファイルのフラグメンテーションの問題を解決するには、データベースをディスクパーティションに単独で入れ、使用可能な Windows ディスクデフラグユーティリティの 1 つを定期的に実行します。

 参照