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SQL Anywhere 12.0.1 » SQL Anywhere サーバー データベース管理 » データベースのメンテナンス » SQL Anywhere の読み込み専用のスケールアウト

 

SQL Anywhere Web サービスの高可用性とスケールアウトソリューション

次の SQL Anywhere コンポーネントは、Web アプリケーションをホストするための高可用性やスケールアウトソリューションの設定に必要です。

  • Relay Server (RS)   Relay Server は、HTTP 要求のエントリポイント (通常は Internet から) であり、仮想ホストと負荷分散機能を提供します。Relay Server は、「サーバーファーム」という仮想エンティティをターゲットとする HTTP 要求を受け入れ、ルート指定します。各サーバーファームは、1 つ以上の SQL Anywhere データベース/Web サーバーで構成できます。Relay Server は、処理用に適したバックエンドサーバーにすべての HTTP 要求をリレーする HTTP/WEB アクセスポイントです。Relay Server の概要を参照してください。

  • Outbound Enabler (OE)   Outbound Enabler は、Relay Server とバックエンドデータベースサーバー間のブリッジの役割を果たします。サーバーファーム内にあるバックエンドサーバーごとに、1 つの Outbound Enabler プロセスがあります。その目的は、指定されたバックエンドサーバーが稼働していることを確認し、Relay Server と間の通信チャネルを確立して要求をバックエンドサーバーに転送することにあります。Outbound Enabler は Relay Server への接続を開始するため、ファイアウォール経由で LAN から DMZ にある Relay Server にアウトバウンド接続を簡単に行うことができます。Outbound Enablerを参照してください。

  • SQL Anywhere (バックエンド) サーバー   SQL Anywhere (バックエンド) サーバーは、完全に SQL で作成された Web アプリケーションをホストできる、高度なデータベースであり Web サーバーです。SQL Anywhere サーバーは、高可用性とスケールアウトソリューションを必要とする、負荷の高い環境を緩和するために配備できます。高可用性により、サービスの中断から保護するフォールトトレランス機能が提供され、スケールアウトにより、負荷のピーク時にスループットを向上するための負荷分散が行われます。

 高可用性
 スケールアウト
 高可用性とスケールアウト
 OE 設定
 SQL Anywhere の設定
 Relay Server 設定
 クライアント/アプリケーションの設定
 参照