コピーノードの親サーバーが使用できなくなっても、コピーノードのデータベースは引き続き使用できます。コピーノードは、max_retry_connect_time ミラーオプションで定義された期間 (デフォルトでは 120 秒) 中は引き続き親に接続しようとします。指定期間内に接続を確立できない場合、代替の親 (CREATE MIRROR SERVER STATEMENT の OR SERVER 句を使用して定義) が定義されていれば、その親に接続しようとします。代替の親が定義されている場合は、さらに max_retry_connect_time 秒間、接続を試みます。接続を確立できないと、コピーノードはルートデータベースサーバーへの接続を試み、以前の親をコピーノード自身と置き換えコピーノードの兄弟を子として割り当てるよう要求します。この動作により、auto_add_fan_out 設定で指定された個数を超える子がコピーノードに存在するという状態になることがあります。

親接続が消失してから max_disconnected_time 秒 (デフォルトでは無制限) 以内に、コピーサーバーからルートデータベースサーバーへの接続を確立できないと、データベースは停止します。

コピーサーバーから別のデータベースサーバーへの接続を確立しようとする間は、元の親への接続を引き続き試みます。この接続に成功すると、元の親データベースサーバーからログページの取得が再開します。

読み込み専用ノードが最初に起動された場合は、ツリー内の他のノード (親も含む) が使用できなくても、読み込み専用の接続に関してはデータベースが使用可能になります。

 スケールアウトシステムでのサーバー状態の特定

SELECT DB_EXTENDED_PROPERTY('MirrorServerState',server-name );

SELECT DB_PROPERTY('CurrentRedoPos');

 参照