オプションは、パブリック、ユーザー、テンポラリの 3 つのスコープレベルで設定できます。
テンポラリオプションは、ユーザー設定とパブリック設定より優先されます。ユーザーレベルのオプションは、パブリック設定より優先されます。現在のユーザーに対してユーザーレベルのオプションを設定すると、対応するテンポラリオプションも設定されます。
オプションの中には (COMMIT 動作など)、スコープがデータベース全体に及ぶものがあります。これらのオプションの設定には、DBA 権限が必要です。その他のオプション (isolation_level など) は、現在の接続のみに適用され、特別なパーミッションは必要ありません。
オプション設定への変更がいつ有効になるかは、オプションによって異なります。recovery_time などのグローバルオプションの変更は、次にデータベースを起動したときに有効になります。
現在の接続にのみ影響を与えるオプションは、通常すぐに有効になります。オプションの設定は、たとえばトランザクションの途中でも変更できます。ただし、カーソルが開いているときにオプションを変更すると、結果の信頼性が低くなる可能性があります。たとえば、カーソルが開いているときに date_format を変更しても、次のローのフォーマットは変わりません。カーソルが取り出される方法によっては、変更がユーザーに伝わるのは、いくつか後のローになる場合があります。
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