データベースの作成時に、各データベースで使用する照合を指定できます。デフォルトの照合は、データベースサーバーのオペレーティングシステムで使用されるコードページと言語から推定されます。
NCHAR 照合の使用方法の詳細については、NCHAR 照合を参照してください。
次のコマンドを実行して、推奨する照合順を表示します。
dbinit -l |
リストの最初のカラムは照合ラベルです。これは、データベースの作成時に指定します。
dbinit ユーティリティを使用して -z オプションで照合順を指定し、データベースを作成します。次のコマンドは、ギリシャ語の照合を設定したデータベースを作成します。
dbinit -z 1253ELL mydb.db |
次のコマンドを実行すると、大文字と小文字を区別するデータベースである spanish.db が作成されます。このデータベースでは、非 NCHAR データに対して 1262spa 照合が使用されます。NCHAR データには、UCA 照合が指定されます。この場合、ロケールは es であり、最初に小文字がソートされます。
dbinit -c -z 1252spa -zn uca(locale=es;case=LowerFirst) spanish.db |
CREATE DATABASE 文を使用して、データベースを作成できます。次の文は、ギリシャ語の照合を設定したデータベースを作成します。
CREATE DATABASE 'mydb.db' COLLATION '1253ELL'; |
次の文は、コードページ 1252 を使用してデータベースを作成し、CHAR と NCHAR のデータ型の両方に UCA を使用します。比較とソート時に、アクセント記号と大文字と小文字の区別が考慮されます。
CREATE DATABASE 'c:\\uca.db' COLLATION 'UCA' ENCODING 'CP1252' NCHAR COLLATION 'UCA' ACCENT RESPECT CASE RESPECT; |
[ツール] » [SQL Anywhere 12] » [データベースの作成] をクリックします。
データベース作成ウィザードの中に、リストから照合を選択するページがあります。
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