データベース管理者が監査を有効にすると、セキュリティ関連の情報がトランザクションログに追加されます。これには、Sybase Central または Interactive SQL を使用します。
監査はデフォルトでは無効になっています。監査を有効または無効にするには、DBA 権限が必要です。
SQL Anywhere 12 プラグインを使用して、DBA 権限のあるユーザーとして、データベースに接続します。
データベースを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
[監査] タブをクリックし、次のいずれかを選択します。
[このデータベースの監査情報を収集しない] 監査情報は収集されません。このオプションを選択すると、auditing データベースオプションが Off になり、監査が無効になります。auditing オプションを参照してください。
[このデータベースの監査情報をすべて収集する] データベースのすべてのタイプの監査情報を収集します。このオプションを選択すると、auditing データベースオプションが On になり、監査が有効になります。auditing オプションを参照してください。
このオプションを選択すると、トランザクションログが大幅に増大する可能性があります。
[このデータベースの次のタイプの監査情報を収集する] 収集する監査情報を指定できます。たとえば、DDL の変更のみを収集するように選択できます。 sa_enable_auditing_type システムプロシージャーを参照してください。
このオプションを選択すると、auditing_options データベースオプションの設定が変更されます。auditing_options オプションを参照してください。
[OK] をクリックします。
DBA 権限のあるユーザーとしてデータベースに接続します。
監査を有効にするには次の文を実行します。
SET OPTION PUBLIC.auditing = 'On'; |
有効にする監査情報のタイプを指定するには、次のシステムプロシージャーを使用します。
CALL sa_enable_auditing_type( 'all' ); |
all を、有効にする監査のタイプに置き換えることによって、収集する監査情報のタイプを制御できます。sa_enable_auditing_type システムプロシージャーを参照してください。
監査を無効にするには次の文を実行します。
SET OPTION PUBLIC.auditing = 'Off'; |
無効にする監査情報のタイプを指定するには、次のシステムプロシージャーを使用します。
CALL sa_disable_auditing_type( 'all' ); |
all を、無効にする監査のタイプに置き換えることによって、特定タイプの監査情報を収集の対象から除外できます。sa_disable_auditing_type システムプロシージャーを参照してください。
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