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SQL Anywhere 12.0.1 » SQL Anywhere サーバー データベース管理 » データベース設定 » ユーザー ID、権限、パーミッション » グループ

 

グループのパーミッションと権限

グループへのパーミッションは、通常のユーザー ID とまったく同じ方法で付与します。テーブル、ビュー、プロシージャーに対するパーミッションは、他のグループとそのメンバーも含めて、グループのメンバーに継承されます。

データベースオブジェクトの所有者は単一のユーザー ID に属し、グループメンバーには受け継がれません。ユーザー ID personnel がテーブルを作成した場合は、ユーザー ID personnel がそのテーブルの所有者となり、テーブルに変更を加える権限や、テーブルに関する権限を他のユーザーに与える権限を保持します。personnel のメンバーである他のユーザー ID は、このテーブルの所有者ではなく、これらの権利を持ちません。付与されたパーミッションのみを継承します。たとえば、DBA 権限を持つユーザーまたはユーザー ID personnel が、テーブルに対する SELECT パーミッションをユーザー ID personnel に明示的に付与した場合は、すべてのグループメンバーが、そのテーブルに対する SELECT アクセス権を継承します。

グループには一部の権限も付与できます。

注意
  • WITH GRANT OPTION はユーザーにのみ指定できます。グループのメンバーは、グループに付与されている WITH GRANT OPTION を継承しません。

  • グループのメンバーは、DBA、RESOURCE、GROUP の各権限を継承しません。ユーザー ID が リソース権限を持っている場合でも、personnel のメンバーにはリソース権限がありません。

 参照