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サーバー側のネットワーク通信プロトコルを指定します。
{ dbeng12 | dbsrv12 } -x { all | none | server-protocols } ...
server-protocols: { tcpip parmlist },... parmlist: ( parm=value;...)
-x オプションについて選択した設定に関係なく、データベースサーバーは常に共有メモリ接続を受け入れます。
デフォルトでは、パーソナルデータベースサーバーは共有メモリプロトコルのみを起動しますが、ネットワークデータベースサーバーは共有メモリプロトコルと TCP/IP プロトコルを起動します。
また、-x オプションに次の値も指定できます。
TCPIP (TCP) 共有メモリプロトコルと TCP/IP プロトコルを使用するクライアントによる接続試行を受信します。TCP/IP プロトコルは、ネットワークサーバーと、同一コンピューター通信用のパーソナルデータベースサーバーでサポートされています。
NONE 共有メモリプロトコルのみを使用するクライアントによる接続要求を受信します。
ALL 共有メモリプロトコルと TCP/IP プロトコルを使用するクライアントによる接続試行を受信します。
すべてのオペレーティングシステムとデータベースサーバー
-x オプションを使用して、クライアント接続の受信に使用する通信プロトコルを指定します。
UNIX での共有メモリ接続の保護については、セキュリティに関するヒントを参照してください。
TCP/IP プロトコルの場合、追加のパラメーターは次のフォーマットで提供されます。
-x tcpip(PARM1=value1;PARM2=value2;...)
使用可能なパラメーターの詳細については、ネットワークプロトコルオプションを参照してください。
UNIX では、複数のパラメーターを指定する場合、または丸カッコなどの特定の記号文字を使用する場合に二重引用符が必要です。次に例を示します。
-x "tcpip(PARM1=value1;PARM2=value2;...)"
データベースサーバーが TCP/IP 接続を受信するとき、デフォルトでポート 2638 からすべてのネットワークカードを受信します。ネットワークプロトコルオプションを参照してください。
ネットワークサーバーで次のように共有メモリ接続と TCP/IP 接続を許可します。
dbsrv12 -n server_name "%SQLANYSAMP12%\demo.db"
-x オプションを使用して、TCP/IP の動作を調整するプロトコルオプションを指定します。ネットワークサーバーに 2 つの具体的なネットワークカードを使用することを許可します。
dbsrv12 -x "tcpip(MyIP=192.75.209.12,192.75.209.32)" "%SQLANYSAMP12%\demo.db"
パーソナルサーバーで次のように共有メモリ接続と TCP/IP 接続を許可します。
dbeng12 -x tcpip "%SQLANYSAMP12%\demo.db"