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サーバー側の Web サービス通信プロトコルを指定します。
{ dbeng12 | dbsrv12 } -xs { protocol[,...] } ...
protocol : { NONE | HTTP [ ( option=value;...) ] | HTTPS [ ( option=value;...) ]
「クラウドに関する注意:」-xs オプションは、OnDemand Edition ライセンスによるクラウドサーバーで複数回指定することができます。
次のいずれかを指定できます。
option 各プロトコルでサポートされている option の値のリストについては、ネットワークプロトコルオプションを参照してください。
HTTP HTTP プロトコルを使用するクライアントによる Web 要求を受信します。受信するデフォルトのポートは 80 です。
HTTPS HTTPS プロトコルを使用するクライアントによる Web 要求を受信します。受信するデフォルトのポートは 443 です。HTTPS を使用するためには、サーバーの証明書とパスワードを指定する必要があります。HTTPS は RSA 暗号化を使用するため、パスワードは RSA 証明書であることが必要です。
HTTP サーバーは、SSL バージョン 3.0 と TLS バージョン 1.0 を使用した HTTPS 接続をサポートしています。
HTTPS を指定するか、FIPS 認定の RSA 暗号化の場合は FIPS=Y を付けて HTTPS を指定します。FIPS 認定の HTTPS は別の認定ライブラリを使用しますが、HTTPS と互換性があります。
FIPS 認定のアルゴリズムの実行については、-fips dbeng12/dbsrv12 サーバーオプションを参照してください。
NONE Web 要求を受信しません。これはデフォルトです。
使用可能なパラメーターの詳細については、ネットワークプロトコルオプションを参照してください。
すべてのオペレーティングシステムとデータベースサーバー
-xs オプションを使用して、要求の受信に使用する Web プロトコルを指定します。
-xs オプションを指定しない場合、データベースサーバーは Web 要求を受信しようとしません。
-xs オプションとともに 1 つ以上のプロトコルを指定すると、サーバーは、指定したプロトコルを使用して、Web 要求を受信しようとします。
複数の Web サーバーを同時に起動する場合、どちらも同じデフォルトポートを使用するため、どちらか 1 つのポートを変更する必要があります。
トランスポートレイヤーセキュリティには、HTTPS または FIPS 認定の HTTPS プロトコルを使用できます。SQL Anywhere Web サービスの暗号化を参照してください。
別途ライセンスが必要な必須コンポーネント
ECC 暗号化と FIPS 認定の暗号化には、別途ライセンスが必要です。強力な暗号化テクノロジはすべて、輸出規制対象品目です。
別途ライセンスが必要なコンポーネントを参照してください。
UNIX では、複数のパラメーターを指定する場合に二重引用符が必要です。
-xs "HTTP(OPTION1=value1;OPTION2=value2;...)"
HTTP Web 要求をポート 80 で受信します。
dbeng12 web.db -xs HTTP(PORT=80)
HTTPS を使用して Web 要求を受信します。
dbeng12 web.db -xs HTTPS(FIPS=N;PORT=82;IDENTITY=eccserver.id;IDENTITY_PASSWORD=test)