Click here to view and discuss this page in DocCommentXchange. In the future, you will be sent there automatically.

SQL Anywhere 12.0.1 » SQL Anywhere サーバー プログラミング » .NET アプリケーションプログラミング » SQL Anywhere .NET データプロバイダーの使用

 

チュートリアル:Simple コードサンプルの使用

Simple プロジェクトでは、.NET データプロバイダーを使用してデータベースサーバーから結果セットを取得します。

前提条件

Microsoft Visual Studio

内容と備考

Simple プロジェクトは SQL Anywhere のサンプルに付属しています。このプロジェクトでは、Employees テーブルからの名前を設定する簡単なリストボックスの例を示します。

 ♦ Visual Studio での Simple コードサンプルの実行
  1. Visual Studio を起動します。

  2. [ファイル] » [開く] » [プロジェクト] をクリックします。

  3. %SQLANYSAMP12%\SQLAnywhere\ADO.NET\SimpleWin32 を参照し、Simple.sln プロジェクトを開きます。

  4. プロジェクトで SQL Anywhere .NET データプロバイダーを使用するには、データプロバイダーへの参照を追加する必要があります。これはすでに Simple コードサンプルで行われています。データプロバイダー (iAnywhere.Data.SQLAnywhere) への参照を表示するには、[ソリューション エクスプローラー] ウィンドウで [参照設定] フォルダーを開きます。

  5. また、データプロバイダークラスを参照する using ディレクティブもソースコードに追加してください。これはすでに Simple コードサンプルで行われています。using ディレクティブを表示するには、次の手順に従います。

    • プロジェクトのソースコマンドを開きます。[ソリューション エクスプローラー] ウィンドウで、Form1.cs を右クリックし、[コードの表示] をクリックします。

      上部セクションの using ディレクティブに次の行が表示されます。

      using iAnywhere.Data.SQLAnywhere;

      この行は C# プロジェクトに必要です。Visual Basic .NET を使用している場合、ソースコードに Imports 行を追加する必要があります。

  6. [デバッグ] » [デバッグなしで開始] をクリックするか、[Ctrl + F5] を押して、Simple サンプルを実行します。

  7. [SQL Anywhere Sample] ウィンドウで [Connect] をクリックします。

    アプリケーションが SQL Anywhere サンプルデータベースに接続され、次のように各従業員の姓がウィンドウに表示されます。

    従業員名のリストと [Connect] ボタンがある 1 つのウィンドウを示すスクリーンショット。
  8. [SQL Anywhere Sample] ウィンドウを閉じ、アプリケーションを終了してサンプルデータベースとの接続を切断します。これによって、データベースサーバーも停止します。

結果

これで、SQL Anywhere .NET データプロバイダーを使用して SQL Anywhere データベースサーバーから結果セットを取得するシンプルな .NET アプリケーションを構築して実行しました。

次の手順

なし。

完全なアプリケーションは、SQL Anywhere サンプルディレクトリの %SQLANYSAMP12%\SQLAnywhere\ADO.NET\SimpleWin32 にあります。


 参照

Simple サンプルプロジェクトの知識