TableViewer プロジェクトでは、.NET データプロバイダーを使用してデータベースに接続し、SQL 文を実行し、DataGrid オブジェクトを使用して結果を表示します。
前提条件
Microsoft Visual Studio
内容と備考
TableViewer プロジェクトは SQL Anywhere のサンプルに付属しています。Table Viewer プロジェクトは Simple プロジェクトよりも複雑です。これを使用して、データベースへの接続、テーブルの選択、データベースでの SQL 文の実行ができます。
Visual Studio を起動します。
[ファイル] » [開く] » [プロジェクト] をクリックします。
%SQLANYSAMP12%\SQLAnywhere\ADO.NET\TableViewer を参照し、TableViewer.sln プロジェクトを開きます。
プロジェクトで SQL Anywhere .NET データプロバイダーを使用する場合は、データプロバイダー DLL への参照を追加してください。これはすでに Table Viewer コードサンプルで行われています。データプロバイダー (iAnywhere.Data.SQLAnywhere) への参照を表示するには、[ソリューション エクスプローラー] ウィンドウで [参照設定] フォルダーを開きます。
また、データプロバイダークラスを参照する using
ディレクティブもソースコードに追加してください。これはすでに Table Viewer コードサンプルで行われています。using
ディレクティブを表示するには、次の手順に従います。
プロジェクトのソースコードを開きます。[ソリューション エクスプローラー] ウィンドウで、TableViewer.cs を右クリックし、[コードの表示] をクリックします。
上部セクションの using
ディレクティブに次の行が表示されます。
using iAnywhere.Data.SQLAnywhere; |
この行は C# プロジェクトに必要です。Visual Basic を使用している場合、ソースコードに Imports
行を追加する必要があります。
[デバッグ] » [デバッグなしで開始] をクリックするか、[Ctrl + F5] を押して、Table Viewer サンプルを実行します。
アプリケーションが SQL Anywhere サンプルデータベースに接続します。
[Table Viewer] ウィンドウで [Connect] をクリックします。
[Table Viewer] ウィンドウで [Execute] をクリックします。
アプリケーションは、サンプルデータベースの Employees テーブルからデータを取り出し、次のようにクエリ結果を [Results] データグリッドに表示します。
このアプリケーションから別の SQL 文を実行することもできます。これを行うには、[SQL Statement] ウィンドウ枠に SQL 文を入力し、[Execute] をクリックします。
[Table Viewer] ウィンドウを閉じ、アプリケーションを終了してサンプルデータベースとの接続を切断します。これによって、データベースサーバーも停止します。
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