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SQL Anywhere 12.0.1 » SQL Anywhere サーバー プログラミング » JDBC サポート

 

JDBC ドライバー

SQL Anywhere がサポートする JDBC ドライバーは次のとおりです。

  • SQL Anywhere JDBC 3.0 ドライバー   このドライバーは、Command Sequence クライアント/サーバープロトコルを使用して SQL Anywhere と通信します。ODBC、Embedded SQL、OLE DB アプリケーションと一貫性のある動作をします。SQL Anywhere JDBC 3.0 ドライバーは、JRE 1.4 以降でのみ使用できます。JRE 1.6 以降を使用しているアプリケーションでは、SQL Anywhere JDBC 4.0 ドライバーをおすすめします。

  • SQL Anywhere JDBC 4.0 ドライバー   このドライバーは、Command Sequence クライアント/サーバープロトコルを使用して SQL Anywhere と通信します。ODBC、Embedded SQL、OLE DB アプリケーションと一貫性のある動作をします。SQL Anywhere JDBC 4.0 ドライバーは、SQL Anywhere データベースに接続する場合の推奨 JDBC ドライバーです。JDBC 4.0 ドライバーは、JRE 1.6 以降でのみ使用できます。

    JRE 1.6 以降を使用しているアプリケーションは、JDBC 3.0 ドライバーを使用するように設定するのではなく、JDBC 4.0 ドライバーに切り替えることを強くおすすめします。JDBC 4.0 ドライバーは新しい自動 JDBC ドライバー登録を利用します。したがって、アプリケーションで JDBC 4.0 ドライバーを使用すると、Class.forName 呼び出しを実行して JDBC ドライバーをロードする必要がなくなります。代わりに、sajdbc4.jar ファイルをクラスファイルパスに配置し、jdbc:sqlanywhere で始まる URL を指定して、DriverManager.getConnection() を単に呼び出すのみとなります。

    JDBC 4.0 ドライバーには、OSGi (Open Services Gateway initiative) バンドルとしてのロードを可能にするマニフェスト情報が含まれています。

    JDBC 4.0 ドライバーの場合、NCHAR データのメタデータから java.sql.Types.NCHAR、NVARCHAR、または LONGNVARCHAR のカラム型が返されるようになりました。また、アプリケーションで、Get/SetString と Get/SetClob メソッドの代わりに Get/SetNString または Get/SetNClob メソッドを使用して NCHAR データをフェッチできるようになりました。

  • jConnect   このドライバーは、100% pure Java ドライバーです。TDS クライアント/サーバープロトコルを使用して SQL Anywhere と通信します。

    jConnect と jConnect のマニュアルは、[external link] http://www.sybase.com/products/allproductsa-z/softwaredeveloperkit/jconnectから入手できます。

使用するドライバーを選択するときは、次の要因を考慮します。

  • 機能   SQL Anywhere JDBC 3.0 ドライバーは JDBC 3.0 に準拠しています。SQL Anywhere JDBC 4.0 ドライバーと jConnect は JDBC 4.0 に準拠しています。どちらのバージョンの SQL Anywhere JDBC ドライバーでも、SQL Anywhere データベースに接続したときにスクロール可能なカーソルを使用できます。jConnect JDBC ドライバーでは、SQL Anywhere データベースサーバーに接続したときは、スクロール可能なカーソルを使用できますが、結果セットはクライアント側でキャッシュされます。jConnect JDBC ドライバーでは、Adaptive Server Enterprise データベースに接続したときに、スクロール可能なカーソルを使用できます。

    JDBC 3.0 と JDBC 4.0 API のマニュアルは、[external link] http://www.oracle.com/technetwork/java/download-141179.html から入手できます。SQL Anywhere JDBC ドライバーがサポートする JDBC API メソッドの概要については、JDBC 3.0/4.0 API のサポートを参照してください。

  • Pure Java   jConnect ドライバーは pure Java ソリューションです。SQL Anywhere JDBC ドライバーは、pure Java ソリューションではなく、SQL Anywhere ODBC ドライバーに基づいています。

  • パフォーマンス   ほとんどの用途で、SQL Anywhere JDBC ドライバーのパフォーマンスが jConnect ドライバーを上回ります。

  • 互換性   jConnect ドライバーで使用される TDS プロトコルは、Adaptive Server Enterprise と共有されます。ドライバーの動作の一部は、このプロトコルで制御されており、Adaptive Server Enterprise との互換性を持つように設定されています。

SQL Anywhere JDBC ドライバーと jConnect のプラットフォームの対応状況については、[external link] http://www.ianywhere.jp/tech/1061806-os_components.htmlを参照してください。

 参照