ActivePerl 5.6.0 以降をインストールします。ActivePerl インストーラーを使用して、Perl をインストールし、コンピューターを設定できます。Perl を再コンパイルする必要はありません。
Microsoft Visual Studio をインストールして環境を設定します。
インストール時に環境を設定しなかった場合は、作業を行う前に PATH、LIB、INCLUDE 環境変数を正しく設定します。Microsoft は、このためのバッチファイルを用意しています。32 ビットのビルドの場合、Visual Studio 2005 または 2008 のインストール環境の vc\bin サブフォルダーには vcvars32.bat というバッチファイルが格納されています。64 ビットのビルドの場合は、vcvarsamd64.bat など、このバッチファイルの 64 ビットバージョンを探します。作業を続ける前に、新しいシステムコマンドプロンプトを開き、このバッチファイルを実行してください。
64 ビットの Visual C++ ビルド環境の設定の詳細については、 http://msdn.microsoft.com/en-us/library/x4d2c09s.aspx を参照してください。
コマンドプロンプトで、ActivePerl のインストールディレクトリの bin サブフォルダーに移動します。
別のシェルからは次の手順を使用できないことがあるため、システムコマンドプロンプトを使用することを強くおすすめします。
Perl Module Manager を使用して、次のコマンドを入力します。
ppm query dbi |
ppm を実行できない場合は、Perl が正しくインストールされていることを確認してください。
このコマンドを実行すると、次のような 2 行のテキストが生成されます。この場合、この情報は、ActivePerl バージョン 5.8.1 ビルド 807 が動作しており、DBI バージョン 1.38 がインストールされていることを示します。
Querying target 1 (ActivePerl 5.8.1.807) 1. DBI [1.38] Database independent interface for Perl |
それ以降のバージョンの Perl では、次のようなテーブルが表示される場合があります。この場合は、DBI バージョン 1.58 がインストールされていることを示します。
name | version | abstract | area |
---|---|---|---|
DBI | 1.58 | Database independent interface for Perl | perl |
DBI がインストールされていない場合は、インストールしてください。インストールするには、ppm プロンプトで次のコマンドを入力します。
ppm install dbi |
コマンドプロンプトで、SQL Anywhere インストール環境の SDK\Perl サブフォルダーに移動します。
次のコマンドを入力し、DBD::SQLAnywhere を構築してテストします。
perl Makefile.PL |
nmake |
何らかの理由によって最初から作業をやり直す必要がある場合は、コマンド nmake clean を実行し、部分的に構築されたターゲットを削除できます。
DBD::SQLAnywhere をテストするには、サンプルデータベースファイルを SDK\Perl ディレクトリにコピーして、テストを実行します。
copy "%SQLANYSAMP12%\demo.db" . |
dbeng12 demo |
nmake test |
テストが行われない場合は、SQL Anywhere インストール環境の bin32 または bin64 サブフォルダーがパスに含まれていることを確認してください。
インストールを完了するには、同じプロンプトで次のコマンドを実行します。
nmake install |
これで、DBD::SQLAnywhere インターフェイスが使用可能になりました。
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