SQL Anywhere をインストールすると、Embedded SQL のサンプルプログラムがインストールされます。サンプルプログラムは %SQLANYSAMP12%\SQLAnywhere\C ディレクトリにあります。Windows Mobile の場合は、追加サンプルが \SQLAnywhere\CE\esql_sample ディレクトリにあります。
静的カーソルを使用した Embedded SQL サンプルである cur.sqc は、静的 SQL 文の使い方を示します。
動的カーソルを使用した Embedded SQL サンプルである dcur.sqc は、動的 SQL 文の使い方を示します。
サンプルプログラムで重複するコードの量を減らすために、メインライン部分とデータ出力関数は別ファイルになっています。これは、文字モードシステムでは mainch.c、ウィンドウ環境では mainwin.c です。
サンプルプログラムには、それぞれ次の 3 つのルーチンがあり、メインライン部分から呼び出されます。
WSQLEX_Init データベースに接続し、カーソルを開く。
WSQLEX_Process_Command ユーザーのコマンドを処理し、必要に応じてカーソルを操作する。
WSQLEX_Finish カーソルを閉じ、データベースとの接続を切断する。
メインライン部分の機能を次に示します。
WSQLEX_Init ルーチンを呼び出す。
ユーザーからコマンドを受け取り、ユーザーが終了するまで WSQL_Process_Command を呼び出して、ループする。
WSQLEX_Finish ルーチンを呼び出す。
データベースへの接続は Embedded SQL の CONNECT 文に適切なユーザー ID とパスワードを指定して実行します。
これらのサンプルに加えて、SQL Anywhere には、特定のプラットフォームで使用できる機能を例示するプログラムとソースファイルも用意されています。
サンプルプログラムの構築
サンプルプログラムの実行
静的カーソルのサンプル
動的カーソルのサンプル
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