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SQL Anywhere 12.0.1 » SQL Anywhere サーバー プログラミング » 3 層コンピューティングと分散トランザクション » 3 層コンピューティングのアーキテクチャー

 

分散トランザクションに関する用語

この項は、分散トランザクションについて基本的な知識を持っている方を対象としています。詳細については、使用しているトランザクションサーバーのマニュアルを参照してください。この項では、よく使用される用語をいくつか説明します。

  • 「リソースマネージャー」は、トランザクションに関連するデータを管理するサービスです。

    分散トランザクションの中で ADO.NET、OLE DB、または ODBC を通してアクセスする場合、SQL Anywhere データベースサーバーはリソースマネージャーとして動作します。SQL Anywhere .NET データプロバイダー、OLE DB プロバイダー、ODBC ドライバーは、クライアントコンピューター上のリソースマネージャープロキシとして動作します。SQL Anywhere .NET データプロバイダーは、DbProviderFactory と TransactionScope を使用して分散トランザクションをサポートします。

  • アプリケーションコンポーネントは、リソースマネージャーと直接通信しないで「リソースディスペンサー」と通信できます。リソースディスペンサーは、リソースマネージャーへの接続または接続プールを管理します。

    SQL Anywhere がサポートする 2 つのリソースディスペンサーは、ODBC ドライバーマネージャーと OLE DB です。

  • トランザクションコンポーネントが (リソースマネージャーを使用して) データベースとの接続を要求すると、アプリケーションサーバーはトランザクションに関わるデータベース接続を「エンリスト」します。DTC とリソースディスペンサーがエンリスト処理を実行します。

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