通常の Embedded SQL アプリケーションは、各データベース要求が完了するまで待ってから次のステップを実行する必要があります。そのため、アプリケーションで複数の実行スレッドを使用することで、他のタスクと同時に実行できます。
1 つの実行スレッドを使用する必要がある場合は、db_register_a_callback function 関数を DB_CALLBACK_WAIT オプションとともに使用してコールバック関数を登録することにより、ある程度のマルチタスクを実現できます。コールバック関数は、データベースサーバーまたはクライアントライブラリがデータベース要求を処理しているあいだ、インターフェイスライブラリによって繰り返し呼び出されます。
コールバック関数では、別のデータベース要求を開始することはできませんが、db_cancel_request 関数を使用して現在の要求をキャンセルすることはできます。メッセージハンドラー内で db_is_working 関数を使用して、処理中のデータベース要求があるかどうか判断できます。
![]() |
DocCommentXchange で意見交換できます
|
Copyright © 2012, iAnywhere Solutions, Inc. - SQL Anywhere 12.0.1 |