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SQL Anywhere 12.0.1 » SQL Anywhere サーバー プログラミング » HTTP Web サービス » HTTP Web サービスの例 » チュートリアル:JAX-WS を使用した SOAP/DISH Web サービスへのアクセス

 

レッスン 2:Web クライアントでの JAX-WS の設定

このレッスンでは、Web サーバーからデータベース情報を収集するために、Web クライアントで JAX-WS を設定します。Java SE 6 JDK が C:\Program Files\Java\JDK1.6.0 ディレクトリに設定済みであることが前提となります。本書作成時点では、JDK の最新バージョンには JAX-WS 2.1.6 が含まれていました。JAX-WS が存在するかどうかを確認するには、C:\Program Files\Java\JDK1.6.0\bin ディレクトリで wsimport コマンドをチェックしてください。JAX-WS 2.2 などの、より新しいバージョンをインストールする場合は、次の手順を使用します。

 ♦ Web クライアントでの最新バージョンの JAX-WS の設定
  1. 最新バージョンの JAX-WS をダウンロードします。[external link] http://jax-ws.java.net/ に移動して、最新バージョンをダウンロードします。

  2. JAX-WS をインストールします。

    オンライン手順に従って、JAX-WS をインストールします。このチュートリアルは、すべてのファイルが C:\Program Files\Java ディレクトリに抽出されていることを前提としています。

  3. C:\Program Files\Java\jaxws-ri\bin ディレクトリと C:\Program Files\Java\JDK1.6.0\bin ディレクトリを、リストされた順序で PATH 環境変数に追加します。

    このチュートリアルで使用するコードは、JDK バイナリと JAX-WS バイナリに依存しています。これらのロケーションから PATH 環境変数へのパスを追加することで、どのディレクトリからでもコードを作成してコンパイルできるようになります。

  4. 次のコマンドを使用して、CLASSPATH 環境変数を設定します。

    SET classpath=.;C:\Program Files\Java\jaxws-ri\lib\jaxb-api.jar;
    C:\Program Files\Java\jaxws-ri\lib\jaxws-rt.jar
  5. 次のコマンドを使用して、JAXWS_HOME 環境変数を設定します。

    SET JAXWS_HOME=C:\Program Files\Java\jaxws-ri
  6. Java Runtime Environment (JRE) で提供される、承認済みの標準を上書きします。標準のランタイム環境を上書きするには、Java Runtime Environment (JRE) の lib ディレクトリの下に endorsed ディレクトリを作成します。通常は、C:\Program Files\Java\JDK1.6.0\jre\lib です。JDK lib ディレクトリの下の endorsed ディレクトリを置き換えないでください。

    jaxws-ri\lib\jaxws-api.jar ファイルと jaxws-ri\lib\jaxb-api.jar ファイルを C:\Program Files\Java\JDK1.6.0\jre\lib\endorsed ディレクトリにコピーします。

    注意

    JAX-WS 2.2 には、現在のバージョンの JDK で提供されないパッケージ化されたオブジェクトに対する追加機能があります。この機能を使用してランタイムエラーを回避するには、承認済みの標準を上書きする必要があります。Java 承認済み標準の上書きメカニズムの詳細については、[external link] http://docs.oracle.com/javase/6/docs/technotes/guides/standards/ を参照してください。