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SQL Anywhere 12.0.1 » SQL Anywhere サーバー プログラミング » HTTP Web サービス » HTTP Web サービスの例 » チュートリアル:RAW サービスでの MIME タイプの操作

 

レッスン 1:RAW 要求を受信し RAW 応答を送信する Web サーバーの設定

このレッスンでは、Web クライアントの MIME タイプの設定をテストする Web サービスが実行されている、SQL Anywhere Web サービスサーバーを設定します。

 ♦ RAW 要求を受信し RAW 応答を送信するデータベースサーバーの設定
  1. 次のコマンドを実行して、SQL Anywhere データベースを作成します。

    dbinit echo
  2. 次のコマンドを使用してネットワークデータベースサーバーを起動します。

    dbsrv12 -xs http(port=8082) -n echo echo.db

    このコマンドは、HTTP Web サーバーがポート 8082 で要求を受信することを指定します。ネットワークで 8082 が許可されない場合は、異なるポート番号を使用します。

  3. 次のコマンドを使用して Interactive SQL でデータベースサーバーに接続します。

    dbisql -c "UID=DBA;PWD=sql;SERVER=echo"
  4. 着信要求を受け入れる新しい SOAP サービスを作成します。

    Interactive SQL で次の SQL 文を実行します。

    CREATE SERVICE EchoService
    TYPE 'RAW'
    USER DBA
    AUTHORIZATION OFF
    SECURE OFF
    AS CALL Echo(:valueAsXML);

    この文は、RAW タイプを出力として生成する EchoService という新しい SOAP サービスを作成します。Web クライアントがサービスに要求を送信すると、Echo というストアドプロシージャーが呼び出されます。Echo プロシージャーは、次の手順で作成します。

  5. 着信要求を処理する Echo プロシージャーを作成します。このプロシージャーは、要求の本文を返します。

    Interactive SQL で次の SQL 文を実行します。



    CREATE PROCEDURE Echo( text LONG VARCHAR )
    BEGIN
        DECLARE body LONG VARCHAR;
        SET body = isnull( http_variable('text'), http_variable('body') );
        IF body IS NULL THEN
            SELECT 'failed';
        ELSE
            SELECT body;
        END IF;
    END;
 参照