Click here to view and discuss this page in DocCommentXchange. In the future, you will be sent there automatically.

SQL Anywhere 12.0.1 » SQL Anywhere サーバー プログラミング » HTTP Web サービス » HTTP Web サービスの例 » チュートリアル:RAW サービスでの MIME タイプの操作

 

レッスン 2:RAW 要求を送信し RAW 応答を受信する Web クライアントの設定

このレッスンでは、新しい Web クライアントで MIME タイプを設定します。このレッスンは、前のレッスンで説明したように Web サーバーが設定されていることを前提としています。このレッスンで説明している、Web クライアントからの要求を受信するデータベースサーバーの設定の詳細については、レッスン 1:RAW 要求を受信し RAW 応答を送信する Web サーバーの設定を参照してください。

 ♦ RAW 要求を送信し RAW 応答を受信するデータベースクライアントの設定
  1. 次のコマンドを実行して、SQL Anywhere データベースを作成します。

    dbinit echo_client
  2. 次のコマンドを使用してパーソナルデータベースクライアントを起動します。

    dbsrv12 echo_client.db
  3. 次のコマンドを使用して Interactive SQL でデータベースに接続します。

    dbisql -c "UID=DBA;PWD=sql;SERVER=echo_client"
  4. 要求を Web サービスに送信する新しいストアドプロシージャーを作成します。

    Interactive SQL で次の SQL 文を実行します。

    CREATE PROCEDURE setMIME( 
        value LONG VARCHAR, 
        mimeType LONG VARCHAR, 
        urlSpec LONG VARCHAR
    )
    URL '!urlSpec'
    TYPE 'HTTP:POST:!mimeType';

    次のレッスンでは、Web クライアントから setMIME プロシージャーに必要な変数を渡します。この処理には 3 つのパラメーターが必要となります。urlSpec パラメーターは Web サービスへの接続に使用する URL、mimeType パラメーターは HTTP:POST タイプに使用する MIME タイプ、value パラメーターは Web サーバーから返される要求の本文をそれぞれ表します。

    注意

    TYPE 句が指定されない場合は、サーバーによってデフォルトの SOAP:RPC に設定されます。この場合、カスタム MIME タイプはサポートされません。TYPE 句の詳細については、CREATE PROCEDURE 文 [Web サービス]を参照してください。