このレッスンでは、新しい Web クライアントで MIME タイプを設定します。このレッスンは、前のレッスンで説明したように Web サーバーが設定されていることを前提としています。このレッスンで説明している、Web クライアントからの要求を受信するデータベースサーバーの設定の詳細については、レッスン 1:RAW 要求を受信し RAW 応答を送信する Web サーバーの設定を参照してください。
次のコマンドを実行して、SQL Anywhere データベースを作成します。
dbinit echo_client |
次のコマンドを使用してパーソナルデータベースクライアントを起動します。
dbsrv12 echo_client.db |
次のコマンドを使用して Interactive SQL でデータベースに接続します。
dbisql -c "UID=DBA;PWD=sql;SERVER=echo_client" |
要求を Web サービスに送信する新しいストアドプロシージャーを作成します。
Interactive SQL で次の SQL 文を実行します。
CREATE PROCEDURE setMIME( value LONG VARCHAR, mimeType LONG VARCHAR, urlSpec LONG VARCHAR ) URL '!urlSpec' TYPE 'HTTP:POST:!mimeType'; |
次のレッスンでは、Web クライアントから setMIME プロシージャーに必要な変数を渡します。この処理には 3 つのパラメーターが必要となります。urlSpec パラメーターは Web サービスへの接続に使用する URL、mimeType パラメーターは HTTP:POST タイプに使用する MIME タイプ、value パラメーターは Web サーバーから返される要求の本文をそれぞれ表します。
TYPE 句が指定されない場合は、サーバーによってデフォルトの SOAP:RPC に設定されます。この場合、カスタム MIME タイプはサポートされません。TYPE 句の詳細については、CREATE PROCEDURE 文 [Web サービス]を参照してください。
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