ODBC ドライバーに必要なファイル

次の表は、SQL Anywhere ODBC ドライバーを動作させるために必要なファイルを示します。これらのファイルは単一のディレクトリに置いてください。SQL Anywhere のインストールでは、これらのファイルすべてが SQL Anywhere インストールディレクトリのオペレーティングシステムに対応するサブフォルダーに置かれます (例：bin32、bin64)。

Linux、UNIX、および Mac OS X プラットフォーム用のマルチスレッドバージョンの ODBC ドライバーは "MT" で示されています。

プラットフォーム	必要なファイル
Windows	dbodbc12.dll dbcon12.dll sacshelp12.chm (オプション) dbicu12.dll dbicudt12.dll dblg[LL]12.dll dbelevate12.exe
Windows Mobile	dbodbc12.dll dbicu12.dll (オプション) dbicudt12.dat (オプション) dblg[LL]12.dll
Linux、Solaris、HP-UX	libdbodbc12.so.1 libdbodbc12_n.so.1 libdbodm12.so.1 libdbtasks12.so.1 libdbicu12.so.1 libdbicudt12.so.1 dblg[LL]12.res
Linux、Solaris、HP-UX MT	libdbodbc12.so.1 libdbodbc12_r.so.1 libdbodm12.so.1 libdbtasks12_r.so.1 libdbicu12_r.so.1 libdbicudt12.so.1 dblg[LL]12.res
AIX	libdbodbc12.so libdbodbc12_n.so libdbodm12.so libdbtasks12.so libdbicu12.so libdbicudt12.so dblg[LL]12.res
AIX MT	libdbodbc12.so libdbodbc12_r.so libdbodm12.so libdbtasks12_r.so libdbicu12_r.so libdbicudt12.so dblg[LL]12.res
Mac OS X	dbodbc12.bundle libdbodbc12.dylib libdbodbc12_n.dylib libdbodm12.dylib libdbtasks12.dylib libdbicu12.dylib libdbicudt12.dylib dblg[LL]12.res
Mac OS X MT	dbodbc12_r.bundle libdbodbc12.dylib libdbodbc12_r.dylib libdbodm12.dylib libdbtasks12_r.dylib libdbicu12_r.dylib libdbicudt12.dylib dblg[LL]12.res

注意

Linux および Solaris プラットフォームでは、.so.1 ファイルへのリンクを作成する必要があります。リンク名はファイル名からバージョンを表すサフィックス ".1" を除いた名前にしてください。
Linux、UNIX、および Mac OS X プラットフォームには、マルチスレッド (MT) バージョンの ODBC ドライバーがあります。ファイル名には "_r" サフィックスが付きます。アプリケーションで必要な場合は、これらのファイルを配備します。
Windows の場合、ドライバーマネージャーはオペレーティングシステムに含まれています。SQL Anywhere には、Linux、UNIX、および Mac OS X 用のドライバーマネージャーがあります。このファイルには libdbodm12 で始まる名前が付いています。
Windows の場合、sacshelp12.chm ヘルプファイルをインストールして、Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使用するときに、ローカルのコンテキスト別ヘルプを提供できます。ヘルプファイルが見つからない場合には、システムのデフォルトインターネットブラウザーを使用して DocCommentXchange への移動が試行されます。
Windows Vista 以降のバージョンの Windows では、ODBC ドライバーを登録または登録解除するために必要な権限の昇格をサポートする SQL Anywhere 昇格操作エージェント (dbelevate12.exe) を含める必要があります。このファイルは、ODBC ドライバーのインストール手順またはアンインストール手順の一部でのみ必要です。
言語リソースライブラリファイルも含めてください。上記のテーブルには、指定が [LL] であるファイルが示されています。メッセージファイルは複数あり、それぞれが異なる言語をサポートしています。異なる言語のサポートをインストールするには、それらの言語のリソースファイルを追加してください。[LL] を言語コード (en、de、jp など) に置き換えます。
Windows の場合、エンドユーザーが独自のデータソースを作成する場合や、データベースに接続するときにユーザー ID とパスワードを入力する必要がある場合、またはその他の理由で [接続] ウィンドウを表示する必要がある場合は、[SQL Anywhere の ODBC 設定] および [SQL Anywhere への接続] ウィンドウのサポートコード (dbcon12.dll) が必要です。

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