Windows Mobile オペレーティングシステムには、ODBC ドライバーマネージャーはありません。インポートライブラリ (dbodbc12.lib) では、SQL Anywhere の ODBC ドライバー dbodbc12.dll への直接のエントリポイントが定義されています。このファイルは、SQL Anywhere インストール環境の SDK\Lib\CE\Arm.50 サブフォルダーにあります。
Windows Mobile には ODBC ドライバーマネージャーがないため、SQLDriverConnect 関数に提供される接続文字列内の DRIVER= パラメーターに SQL Anywhere ODBC ドライバー DLL のロケーションを指定する必要があります。次はその例です。
szConnStrIn = "driver=\\Windows\\dbodbc12.dll;dbf=\\My Documents\\demo.db" |
プラットフォーム固有のインポートライブラリがあるディレクトリを、ライブラリディレクトリのリストに追加します。
サポートされる Windows Mobile のバージョンのリストについては、 http://www.ianywhere.jp/sas/os.htmlの SQL Anywhere PC プラットフォームを参照してください。
サンプルプログラム (odbc_sample.cpp) は、ファイルデータソース (FileDSN 接続パラメーター) である SQL Anywhere 12 Demo.dsn を使用します。このファイルは、SQL Anywhere for Windows Mobile をデバイスにインストールするときに、Windows Mobile デバイスのルートディレクトリに置かれます。ODBC データソースアドミニストレーターを使用してファイルデータソースをデスクトップシステムに作成できますが、作成したファイルデータソースはデスクトップ環境用に設定して、Windows Mobile 環境に合わせて編集してください。編集してからファイルデータソースを Windows Mobile デバイスにコピーします。
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