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SQL Anywhere 12.0.1 » SQL Anywhere サーバー プログラミング » データベースおよびアプリケーションの配備 » 管理ツールの配備 » Linux、Solaris、Mac OS X における管理ツールの配備

 

手順 2:必要なファイルをコピーする

インストーラーは、SQL Anywhere インストーラーによってインストールされたファイルのサブセットをコピーします。同じディレクトリ構造を維持してください。

参照用の SQL Anywhere インストール環境からファイルをコピーする場合は、ファイルのパーミッションも保持します。一般に、すべてのユーザーとグループがすべてのファイルを読み取り、実行できます。

管理ツールには JRE 1.6.0 が必要です。特に必要のないかぎり、これより新しいパッチバージョンの JRE を代用しないでください。

Linux/Solaris の場合、管理ツールには JRE 1.6.0 の 32 ビットバージョンが必要です。Mobile Link サーバーには JRE 1.6.0 の 64 ビットバージョンが必要です。Mac OS X の場合、管理ツールには 64 ビットバージョンが必要です。特に必要のないかぎり、これより新しいパッチバージョンの JRE を代用しないでください。JRE のすべてのプラットフォームバージョンが SQL Anywhere に付属しています。SQL Anywhere に含まれているプラットフォームでは、x86/x64 の Linux と Solaris SPARC をサポートしています。その他のプラットフォームバージョンは、適切なベンダーから入手する必要があります。たとえば、Linux のインストールを行っている場合は、サブフォルダーを含めて jre_1.6.0_linux_sun_i586 ツリー全体をコピーします。

必要なプラットフォームが SQL Anywhere に含まれている場合は、SQL Anywhere 12 のインストールコピーから JRE ファイルをコピーします。サブフォルダーも含めてツリー全体をコピーします。

次の表は、各管理ツールと Sybase Central プラグインに必須のファイルを示します。必要なファイルのリストを作成してから、前述したディレクトリ構造にコピーします。

テーブルには、フォルダー指定が binXX であるファイルが示されています。プラットフォームに応じて、これらのファイルには、32 ビットバージョンと 64 ビットバージョンが、それぞれ bin32 フォルダーと bin64 フォルダーにあります。32 ビットと 64 ビットの管理ツールをインストールしている場合は、それぞれのフォルダーに両方の一連のファイルをインストールする必要があります。

テーブルには、フォルダー指定が libXX であるファイルが示されています。プラットフォームに応じて、これらのファイルには、32 ビットバージョンと 64 ビットバージョンが、それぞれ lib32 フォルダーと lib64 フォルダーにあります。32 ビットと 64 ビットの管理ツールをインストールしている場合は、それぞれのフォルダーに両方の一連のファイルをインストールする必要があります。

管理ツールと Sybase Central プラグインについて、複数のリンクを作成する必要があります。

Linux と Solaris の場合、配備するすべての共有オブジェクトについてシンボリックリンクを作成します。また、$SQLANY12/sun にシンボリックリンクを作成します。Linux のシンボリックリンクは、32 ビット JRE 用の jre160_x86 です。他のシステムのシンボリックリンクは jre_160 です。次にその例を示します。

libdblib12_r.so -> $SQLANY12/lib32/libdblib12_r.so.1
jre160_x86 -> $SQLANY12/sun/jre_1.6.0_linux_sun_i586 (Linux)
jre160 -> $SQLANY12/sun/jre_1.6.0_solaris_sun_sparc (Solaris)

64 ビット Linux の Mobile Link プラグインの場合、$SQLANY12/sun に追加のシンボリックリンクを作成します。Linux のシンボリックリンクは、64 ビット JRE 用の jre160_x64 です。

jre160_x64 -> $SQLANY12/sun/jre_1.6.0_linux_sun_x64 (Linux)

Mac OS X では、共有オブジェクトの拡張子は .dylib です。次の dylib では Symlink (シンボリックリンク) の作成が必要になります。

libdbjodbc12.jnilib -> libdbjodbc12.dylib
libdblib12_r.jnilib -> libdblib12_r.dylib
libdbput12_r.jnilib -> libdbput12_r.dylib
libmljodbc12.jnilib -> libmljodbc12.dylib

テーブルには、指定が [LL] であるファイルが示されています。メッセージファイルは複数あり、それぞれが異なる言語をサポートしています。異なる言語のサポートをインストールするには、それらの言語のリソースファイルを追加してください。詳細については、外国語のメッセージとコンテキスト別のヘルプファイルを参照してください。

 Interactive SQL
 Sybase Central
 SQL Anywhere プラグインを含む Sybase Central
 Mobile Link プラグインを含む Sybase Central
 QAnywhere プラグインを含む Sybase Central
 Relay Server プラグインを含む Sybase Central
 Ultra Light プラグインを含む Sybase Central
 [DBConsole]
 外国語のメッセージとコンテキスト別のヘルプファイル