Java VM の場所を検出できるようにデータベースサーバーを設定します。データベースごとに異なる Java VM を指定できるため、ALTER EXTERNAL ENVIRONMENT 文を使用して Java VM の ロケーション (パス) を指定できます。
ALTER EXTERNAL ENVIRONMENT JAVA LOCATION 'c:\\jdk1.6.0_20\\jre\\bin\\java.exe'; |
このロケーションを設定しないと、データベースサーバーは次のように Java VM のロケーションを検索します。
JAVA_HOME 環境変数を確認します。
JAVAHOME 環境変数を確認します。
パスを確認します。
VM が見つからなかった場合は、エラーを返します。
JAVA_HOME および JAVAHOME 環境変数は、Java VM のインストール時に作成されます。どちらもない場合は、これらの環境変数を手動で作成し、Java VM のルートディレクトリを示すように設定できます。ただし、ALTER EXTERNAL ENVIRONMENT 文を使用している場合は必要ありません。
Interactive SQL を起動して、データベースに接続します。
[SQL 文] ウィンドウ枠で、次の文を入力します。
ALTER EXTERNAL ENVIRONMENT JAVA LOCATION 'path\\java.exe'; |
path は Java VM のロケーション (c:\\jdk1.6.0_20\\jre\\bin など) を示します。
Java VM の起動に必要な追加コマンドラインオプションを指定するには、java_vm_options オプションを使用します。
SET OPTION PUBLIC.java_vm_options='java-options'; |
データベースで Java を使用する際に、Java Runtime Environment (JRE) がインストールされていない場合は、任意の Java JRE をインストールして使用することができます。JRE をインストールしたら、その JRE のルートを指すように JAVA_HOME または JAVAHOME 環境変数を設定することをおすすめします。ほとんどの Java インストーラーでは、どちらか 1 つの環境変数をデフォルトで設定します。JRE がインストールされ、JAVA_HOME または JAVAHOME が適切に設定されれば、追加の手順を実行しなくても、データベースで Java を使用できるようになります。
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