接続サンプルの動作

この外部接続サンプルは Java コマンドラインプログラムです。

このアプリケーションにはいくつかのパッケージが必要で、そのパッケージは JDBCConnect.java の 1 行目でインポートされます。

それぞれの Java アプリケーションでは main という名前のメソッドを持つクラスが必要です。このメソッドはプログラムの起動時に呼び出されます。この簡単な例では、JDBCConnect.main がアプリケーションで唯一のパブリックメソッドです。

この JDBCConnect.main メソッドでは、次のタスクを実行します。

コマンドラインの引数に基づいて、ロードするドライバーを決定します。SQL Anywhere JDBC 3.0 ドライバーの場合は、(Class.forName メソッドを使用して) 要求されたドライバーがロードされます。jConnect 7.0 と SQL Anywhere JDBC 4.0 ドライバーがクラスファイルパスにあると、起動時に自動的にロードされます。
選択された JDBC ドライバー URL を使用して、実行しているデフォルトのデータベースに接続します。getConnection メソッドで、指定された URL を使用して接続が確立されます。
文オブジェクトを作成します。このオブジェクトは SQL 文のコンテナーです。
SQL クエリを実行して結果セットオブジェクトを作成します。
結果セットを反復処理して、カラム情報を表示します。
結果セット、文、接続の各オブジェクトを閉じます。